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大阪万博の戦後史 Expo'70から2025年万博へ

橋爪紳也

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784422250892
ISBN 10 : 4422250892
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2020
Japan

Content Description

祝大阪万博50周年。大空襲、占領下を経て、復興から高度経済成長へと向かっていく時代の空気と、70年万博の熱狂を描き出す。2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の構想案も公開。

目次 : 第1章 戦災から復興への昭和二〇年代―大阪万博前史1 一九四五〜一九五四年(一九四五年 五〇回もの空襲によって一面焼け野原になった市街地/ 一九四五年 一万人を超える進駐軍が配置、町に星条旗が翻った日 ほか)/ 第2章 都市改造が進む昭和三〇年代―大阪万博前史2 一九五五〜一九六四年(一九五六年 新世界のシンボル復活へ、地元の店主による通天閣再建/ 一九五七年 日本一と呼ばれた大阪の地下街は難波からはじまった ほか)/ 第3章 大阪万博とは何だったのか―一九七〇年の記録と記憶(万博開幕1 戦後最大のプロジェクトが実現した日本初の万国博覧会/ 万博開幕2 華々しい成果の裏に隠された米ソの宇宙開発競争 ほか)/ 第4章 継承される万博のレガシー―万博後の大阪イベント史 一九七一年〜(一九七二年 跡地にできたエキスポランドとエキスポシティ/ 一九八三年 参列・観客とも日本最大級となった大阪城築城400年まつり ほか)/ 終章 二〇二五年日本国際博覧会へ―未来をデザインするその構想と計画(はじめに―二〇二五年国際博覧会の日本誘致/ 人類の健康・長寿への挑戦―二〇二五年日本万国博覧会基本構想案 ほか)

【著者紹介】
橋爪紳也 : 大阪府立大学研究推進機構特別教授、大阪府立大学観光産業戦略研究所所長。1960年、大阪市生まれ。京都大学工学部建築学科卒業、大阪大学大学院工学研究科博士後期課程修了。建築史・都市文化論専攻。工学博士。エネルギーフォーラム賞優秀賞、大阪活力グランプリ特別賞、日本観光研究学会賞、日本都市計画学会石川賞、日本建築学会賞など受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • jackbdc

    万博会場となった大阪の歴史を戦後から現代まで写真や文書で辿る内容。初めて知る内容ばかりで面白かった。先ず会場図を見て驚く。広大な万博記念公園の敷地一杯に無数のパビリオンが立ち並ぶ姿は圧巻。出展パビリオンの写真にも惹きつけられた。建物や構造物のデザインは流石に魅力多し。メタボリズム等の時代性を帯びたものから近未来風まで様々。太陽の塔がシンボルタワーではなく当時は塔屋に過ぎなかったというエピソードには苦笑した。アメリカ館から東京ドームに通じる道を目の当たりにすると万博無駄遣い論も全面肯定はできないとも感じた。

  • 「大阪万博の戦後史:EXPO'70から2025年万博へ」を読み終えました。万博記念ですね。 戦後大阪の復興史に始まり、そこから徐々にかつての活気が戻ってきた大阪に万博の夢が訪れます。かつての各パビリオンがどのようなものだったか解説があります。当時は宇宙開発がもっぱら最先端だった。ミスコンの世界大会が行われたりとか、過去の話を聞くのは意外性があっておもしろい。 著者の方、やけに万博に詳しいと思えば、それを専門に研究しているのだそう。万博は人の夢。これだけ人を惹きつけ、虜にするものなんですな。

  • わ!

    再読と言っても良いくらい、先に読んだ「1970年大阪万博の時代を歩く」と内容がダブっています。まぁ、それはそうかもしれませんね。同じテーマ・同じ著者の本なのだから写真も内容も似ていて当然なのでしょう。この本の中では、まだ関西万博の内容は具体化されていません。おそらく万博誘致のための企画案の様な文面が載っています。2020年の本、著者は2019年に執筆したようですが、まだ「大屋根リング」の計画案すら出来ていなかったのか…と不思議に思えました。あっさりと読める一冊でした。

  • きのみ

    1970年大阪万博の催し・パビリオンについて、写真付きでわかりやすく紹介されていて、面白かった。 万博の来場者が、万博を通じて未来の可能性を感じることをきっかけとして、自らの興味を追求することこそ、万博のレガシーなのだと感じた。

  • 鴨の入れ首

    2020年刊。地元図書館の郷土資料コーナーから借りた本です。1970年大阪万博については両親からしばしば話を聞いて、雰囲気だけは察していましたが、当時すなわち高度成長期日本の雰囲気がよく分かる本でした。大変興味深い本であり、こうした記録文学があれば楽しいですね。2025年大阪関西万博はまさに私の地元での開催ですが、どんな万博になるのでしょうか?

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