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権力

橋爪大三郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000615914
ISBN 10 : 4000615912
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2023
Japan

Content Description

社会の根本的なテーマなのに、実に論じにくく、理論も存在しなかった「権力」。そもそも権力は、存在するのか。ホッブズの社会契約説。旧約聖書。税と軍隊。王に従うゲーム。権力を法に置き換えられるか。主権。白い権力と黒い権力。ルールと民主主義。権力という現象の全貌を明かす書き下ろし。

目次 : 第1章 権力の古典理論/ 第2章 旧約聖書と権力/ 第3章 権力の諸理論/ 第4章 権力とルール/ 第5章 民主主義/ 第6章 権力と社会

【著者紹介】
橋爪大三郎 : 1948年生まれ。社会学者。大学院大学至善館教授。東京工業大学名誉教授。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ta_chanko

    民主主義とは西洋近代に生まれた、きわめてローカルな制度であって、普遍的な制度ではないかもしれない。自然権や天賦人権論は、「人間が神から授かった平等な権利」が前提となる。これを共有していないカトリック・正教・中国・イスラムなどの社会では民主主義は定着しにくい。また、権力の暴走を防ぐために「憲法」を定めるとしても、「憲法制定権力」が必要になってしまう。ゲームのルールを定めるためには、ゲームの外部の力が必要。その力を担うのは誰なのか?

  • はとむぎ

    全てを疑い、何故を問い構造を明らかにする。わかっているようでわかってない権力、言語、民主主義について考察して定義している。根本を考えることは、強い力となると再認識。恐れ入りました橋爪大先生!

  • takao

    ふむ

  • chiro

    「権力」という言葉が持つ威圧感は誰でも感じるしそれが前面に出過ぎると服従という感覚に囚われるが、著者は「権力」がどういう社会の要請、成り立ちに基づいて作られてきたかを示してくれている。共同体が顔の見えるレベルの小さなコミュニティーであれば意思の整合を図ることは難しくないがこれがより大きな共同体となった時にその意思を整合させるものこそが「権力」だと。言語ゲームから権力を考えるという方法論がどういう形で新しいものなのかはわからないので再読は必要そうだ。

  • Oki

    権力が特定の人物の上に結ばれないように法のルールを調整するのが民主主義で権力が特定の人物の上に結ばれ、彼が権力を独占するように法のルールを調整するのが全体主義とする定義方法が紹介されていた。 しかし中国なんかは、民主主義を実現するためには独裁が必要だ、なんて言ってるし。

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