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物語における時間と話法の比較詩学 叢書記号学的実践 29

橋本陽介

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784801000575
ISBN 10 : 4801000576
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2014
Japan

Content Description

これまでの物語論の議論を振り返り、「比較詩学」の立場から追及可能な問題について整理し、「時間」や「語る声と視点」などの問題を詳細に考察した、新進気鋭の研究者による才気あふれる野心的な書。

目次 : 物語の比較詩学とは何か/ 第1章 物語論の術語の再検討から比較詩学へ(「物語」とは何か/ 物語内容、物語言説、語り/ 物語における言表主体について/ 物語の時間/ 物語る「声」と視点、話法)/ 第2章 語りの位置と物語における時間(日本語における物語の時間/ 言語学から見た日本語のテンスとアスペクト/ 物語におけるタ形とル形の交替、テンスとアスペクト/ 日本語の語りの位置はどこにあるのか/ 現代日本語物語におけるル形とタ形の用法/ 物語現在におけるタ形とル形の交替/ 物語の特殊用法 ほか)/ 第3章 語りの位置と話法(話法と「距離」/ 「話法」とは何か/ 話法の言語間比較へ ほか)

【著者紹介】
橋本陽介 : 1982年、埼玉県に生まれる。慶應義塾大学大学院文学研究科中国文学専攻博士課程単位取得。博士(文学)。専攻、中国語を中心とした文体論、比較詩学。現在、慶應義塾大学非常勤講師(中国語)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Yasaka

    研究の参考にと読みました。今までの先行研究が体系的にまとめてあり、一から学び直せたと思います。語り手の位置を詳細に分析したり、日本語と中国語における話法を比較したりと、さまざまな言語を用例にしながら研究がされています。しかし、読むのにかなり時間がかかりました。そして、勉強不足で理解が追いつかないことがただあり、研鑽を積まなければと感じました。色々な本を読んで、また再挑戦しようと思います。

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