Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• 榊原 香織

  読了日：2025/11/12

  彼女の油絵も好きです。しっかりした感じが。　ファンタジックな壁画も観てみたいナ（フィンランドの病院とか教会にある）

• sofia

  読了日：2025/10/10

  「ムーミンと…」とあるがアニメ調のムーミンは出てこない。トーヴェの絵画、壁画、肖像画がいっぱい。ムーミン・コミックスの卒業、映画「TOVE」（この映画にもムーミンはほとんど出てこない）の生き方と重なり、よかった。幼稚園、病院にこんな壁画があったらいいなあ。

• kum

  読了日：2025/10/28

  8月に『トーベとムーミン展』に行って以来の静かなムーミンブーム。トーベ・ヤンソンといえばムーミン。そう思っていたが、ムーミンを描く前のそれだけ見たら同じ人が描いたものとは思えない画風の違う作品もたくさん残されている。展覧会でもあまりのかわいさと緻密さに見入ってしまったが、ムーミンの初版の表紙がとにかく素敵。トーベの来歴とも重ね合わせながら、ほのぼのだけでは全くない、だからこそたくさんの格言が生まれたムーミンの物語も早く読破したいと思った。

• スリカータ

  読了日：2025/10/19

  子供の頃にアニメで親しんだムーミンだが、高校生の頃に英語版の原作「ムーミン谷の彗星」を初めて読んだ時の衝撃は今でも覚えている。北欧の長い夜と深い森の闇がおどろおどろして、これならトロールがいるだろうなと思った。本書ではトーヴェはムーミンに至るまでは油絵を描き、作風はまちまちでオリジナリティを模索したと思われる。ただ、その中にムーミンの原型らしい影を見た時はとても興奮した。ムーミン大ヒットによる社交や多忙に辟易とし、ムーミンを卒業して小島に移住、油絵や壁画や小説に取り組んだ生涯。非常に興味深く読んだ。

• kaz

  読了日：2025/09/10

  画家としてインパクトがあるとは思えなかったが、なるほどアニメのムーミンを基準に考えてはいけないということが、何となくわかった。図書館の内容紹介は『児童文学ムーミンの作者であり、20世紀のフィンランドを代表する芸術家の一人、トーヴェ・ヤンソン。ファシズムとの闘いをへて開花したムーミンの世界、壁画の業績、肖像画などを紹介する。ブックガイドも掲載』。

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