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アンダークラス2030

橋本健二

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784620326566
ISBN 10 : 4620326569
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2020
Japan

Content Description

非正規雇用で所得が低い階級「アンダークラス」は現在1200万人。その多くを占めるのが氷河期世代だ。もはや自助努力では這い上がれない「時代の犠牲者」を救えるか?「非正規雇用」と「就職氷河期」の永続化を食い止める。日本の階級構造研究の第一人者が警告する驚愕の未来。

目次 : 序章 2030年に日本で起こること/ 第1章 氷河期世代の軌跡/ 第2章 3つの氷河期世代と幻の第3次ベビーブーム/ 第3章 「格差世代」としての氷河期世代/ 第4章 氷河期世代は政治を変えられるか/ 終章 日本の前にある2つの道

【著者紹介】
橋本健二 : 1959年、石川県生まれ。東京大学教育学部卒業。東京大学大学院博士課程修了。静岡大学教員などを経て、早稲田大学人間科学学術院教授。専門は社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • まゆまゆ

    90年代後半から新卒の時点で非正規雇用者として社会に出ると、その後も困難な状況が続くことを紹介していく内容。2015年で非正規雇用の40-50代は男女併せて約200万人。この人達が高齢者になる2030年にはさらに格差が拡大しているだろう。全体として男性は低収入のために未婚が増え、女性は未婚のために低収入になる、というのは納得できる。

  • 田中峰和

    昨今の円安状況は、日本の国力衰退そのままで暗澹たる気持ちになる。格差の広がりは資本主義陣営に避けられない現象だが、本書の定義だとアンダークラスは非正規雇用で所得の低い層が1200万人。人口の10%を占めている。その多くが氷河期世代だが、コロナ禍による雇用縮小はアンダークラスをさらに窮地に追い込む。現在40代後半の彼らが正社員で働いていたら、既婚率を押し上げ今ほどの出生率低下にならなかっただろう。フリーター第一世代が65歳を迎える2030年。年金を満足に納めていない彼らの生活保護費は払えないのが国の実情。

  • jackbdc

    氷河期世代の一部の層に幸福感情や自尊心の低い層がいる事を晒した事が最大の功績。就職時の不利益が長い間解消されずに生活全般に影響が及んでしまった層が存在する。不利益の程度が大きければ社会全体で対処すべき。一方で未だ解決に至らないのは現状把握の困難性にも原因があるのだと思う。氷河期世代に限らないが社会の不満がイマイチ政治参加に繫がらないように見えるのも気になる。複合的な要因がありそうだ。本書への批判としては、世代間対立とか将来コスト増の話は根拠が薄く品のない煽りの風情。社会関係資本の視点も薄く残念に思った。

  • kanaoka 58

    就職氷河期世代やアンダークラスの実像を理解することができる。ただし、格差問題の解消対策として提案?される相当規模の金融資産課税導入、相続税大幅アップは、無茶苦茶、あまりにも常識外れ、素人並の内容で呆れるばかり。経済の仕組みや資産家心理について、無関心、無理解のようである。

  • 友川サイコー

    自らを愛称「ガースー」と呼ぶ衝撃的デビューを飾った低脳首相!菅下ろしが暴風雨☔に!低脳森が好アシスト 退陣間近

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