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ISBN 10 : 4480096876
Content Description
日本ナショナリズムは、なぜ第二次大戦という破局的帰結にいたったのか。それ以外の可能性は本当に存在しなかったのか。―これが、かつて自らも日本浪漫派に熱狂した青年であった橋川文三が生涯抱え込んだ難問であった。この問いに向き合うべく、橋川は明治維新前後の黎明期へと遡行し、その起源に肉薄する。水戸学から松陰へと至る士族の流れと中間層における国学の系譜との相克。その間隙を衝くように行われた明治政府の国民統合政策。「隠岐コミューン」に託したもう一つの可能性…。日本ナショナリズムの形成過程をダイナミックに描き出す、第一級の古典。
目次 : 序章 ナショナリズムの理念―一つの謎/ 第1章 日本におけるネーションの探求/ 第2章 国家と人間
【著者紹介】
橋川文三 : 1922年‐1983年。長崎県生まれ。東京大学法学部卒業。明治大学政経学部教授として近代日本政治思想史を教えるかたわら、戦後冷遇された日本浪曼派の思想をテーマに執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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skunk_c
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1.3manen
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勝浩1958
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馬咲
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