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ISBN 10 : 4534060858
Content Description
“死”にフォーカスすれば音楽史の流れがわかる我が秘曲、生涯の1曲に出会える。古代ギリシャ・ローマ時代から現代に至る、哀歌、ミサ曲、レクイエム、葬送行進曲などはもちろん、交響曲、協奏曲、器楽曲、オペラ、歌曲まで、西洋音楽史に通底する“死”の観念―無から発し、無に還る音楽という芸術の核心をなす作品をお勧めディスクとともに紹介!この世のものならぬ美しい調べ、魂を抉る熾烈な響き、死の恐怖と別離の哀しみを癒す歌…。
目次 : まえがき 奇妙な注文/ 序奏 プロローグ―『超人バロム・1』の主題歌で泣く/ 第1楽章 詩篇―クラシックの源泉としての(悲運)/ 第2楽章 ギリシャ悲劇―死すべき身の(悲しみ)を“ルネサンス”する/ 第3楽章 レクイエムと怒りの日―最後の審判の曲を審判する/ 第4楽章 葬送行進曲―棺に納まって担がれているのは誰か/ 第5楽章 死の舞踏―誘われているのか誘わせているのか/ 終楽章 白鳥の歌―音楽に死を託す/ あとがきに代えて 聴衆は何を聴き取ったのか
【著者紹介】
樫辺勒 : フリーの書籍編集者・文筆家。1961年宮城県塩竃市生まれ。人文書版元の編集者を経て独立。特撮から哲学までサブカル・人文書を幅広く手がける。またTV番組『仮面ライダー響鬼』では設定を担当。2023年、小説「ホダニエレーガ」で第6回仙台短編文学賞・河北新報社賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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旅するランナー
読了日:2024/08/10
優さん@はいカード
読了日:2024/06/14
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