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天狗倶楽部 快傑伝 元気と正義の男たち 朝日選書

横田順弥

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022630889
ISBN 10 : 4022630884
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

NHKの大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」に登場し、話題になった「天狗倶楽部」は、今から110年前、近代日本形成の時、実にユニークな社交団体として誕生した。破天荒なクラブに集い、志に燃え、スポーツに芸術に元気いっぱい生き抜いた男たちの実像とは?彼らの痛快な武勇伝を紹介する。著者の長年の“明治”探究の成果を集大成した一冊を復刻。押川春浪らの日本横断旅行記など、当時の痛快な記事も収録。本書に登場する主なメンバーは金栗四三とともに日本最初のオリンピック選手に選ばれた三島彌彦、「ヤジ将軍」吉岡信敬、「頭脳派」中沢臨川と押川春浪で、特に押川はスポーツをこよなく愛し、天狗倶楽部を創設。各種競技に精通する一方、人気雑誌「冒険世界」などで主筆を務め、“日本SF小説の祖”と称され、当時の若者への人気は漱石に並ぶほどだった。

目次 : 第1部 “天狗倶楽部”銘々伝(橋戸頑鉄/ 押川清/ 河野安通志/ 飛田穂洲/ 弓館小鰐 ほか)/ 第2部 “天狗倶楽部”熱血録(本州横断癇癪徒歩旅行(押川春浪)/ 本州横断痛快徒歩旅行(押川春浪補・井沢衣水記)/ 天狗倶楽部上古史天狗秘書官/ “天狗倶楽部”会員名簿)

【著者紹介】
横田順彌・文 : 作家。1945年、佐賀県に生まれ東京で育つ。法政大学法学部卒業。サラリーマンを経て、70年、「週刊少年チャンピオン」にショートショートを発表し、商業誌デビュー。古典SF研究・明治文化史研究でも精力的に活動を継続。『快男児 押川春浪』(87年、會津信吾との共著)で第9回日本SF大賞、『近代日本奇想小説史 明治篇』(2011年)で第32回日本SF大賞特別賞、第65回日本推理作家協会賞評論その他部門、第24回大衆文学研究賞大衆文学部門をそれぞれ受賞。2019年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 六点

    朝日ソノラマで93年に出版され、その後、絶版となった著者の「天狗倶楽部研究」の最初の成果である。天狗倶楽部の紹介から始まり、天狗倶楽部会員の銘々伝、そして活動の一端をを描いた文章の再録や会員名簿まで。「スポーツを介した明治のエリート階層の交流」と言う面からも、研究の端緒となりうる本である。彼らが築いた「学生の無茶な遊び」文化は、今世紀に入り、「一気飲みの根絶」にて、公的には過去のものと言えよう。維新後に生まれた世代が、西洋との衝突の中で、真剣に戯れた姿は、彼らの残したバンカラ学生文化に触れた者には愛おしい

  • しんさん

    大河ドラマ「いだてん」でインパクト大だった変人集団のばかばかしい(褒め言葉)エピソード集。スポーツを愛しスポーツに愛された、元気の権化!

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