Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• たまきら

  読了日：2023/04/14

  読み友さんの感想を読んで。東京大空襲の聞き取りをしていて気付くのは、多くの人が懸命に当時の思いにふたをして生きてきたのだ…ということです。現在語り部として活躍している男性が話すことを決意したのは、孫の存在があったから。まだ第二次世界大戦すら清算できていないのに、この国はまた危険な道を歩もうとしています。出版社が頑張ってくれているのは嬉しい。支援していかないとなあ。

• ヒラP＠ehon.gohon

  読了日：2021/08/20

  おじいちゃんが広島原爆の語り部になったきっかけは、孫娘の夏の自由研究だったことに関心を持ちました。 悲惨な被爆体験のことを、誰にも語らず封印してきた心のドアを、小学生が開けたのです。 無関心になってきたのは、戦争を知らない大人世代だと、反省しました。 いろんなことに関心の持てる子どもたちに、事実を伝えることの意義を感じさせてくれる一冊でした。 語り部となった森政さん、生きがいを見つけたようで、その点にも感慨を覚えます。

• どら母 学校図書館を考える

  読了日：2023/03/18

  　これは素晴らしい本だ。なぜ、もっと早く存在をキャッチできなかったのか？11歳の孫に被爆59年経って初めて被爆体験を話してからの、森政さんの語り部としての活動の経緯。 　1学期の最初の選書に必ず入れる。この本が書かれた時はコロナ禍の真っ最中だったからこそ、こうして活字になった意義は大きいと思う。この本が上梓されて1年も経たないうちに、ウクライナ戦争が始まり、かつて無い核戦争の可能性が高まっている。 　人の命が一番、平和であればこそ‥。 　

• かお

  読了日：2022/08/05

  原爆の語り部・森政さんの活動、被爆体験に感動しました。涙ぐみながら読みました😢 日本がアメリカや他諸国と戦争をすることになったのかも、丁寧に分かりやすく説明してくれます。日本は被害者だけではないということを、知ることが出来ます。 被爆体験も息を止めて読むほど、引き込まれます。 平和公園に修学旅行で行ったときに、千羽鶴を持って行った事を思い出しました。 児童書だけど、大人にもオススメしたい本です！

• エル

  読了日：2022/09/02

  11歳の時に原爆体験をした祖父。そのあまりにも辛すぎる経験を誰にも語らずにきたが、孫からのお願いで被爆体験を語りだす。戦後も60年を過ぎ、戦争への記憶も関心も薄れていく。小学生が「戦争は何分で終わりますか？」と聞いてきた、という質問はなかなか衝撃的。だからこそ、この方のような語り部は必要だろう。もう二度戦争をしないために。

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