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あしたの笑顔 読書の時間

横田明子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784251044884
ISBN 10 : 4251044886
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

さやかが友だちと部屋で遊んでいると、姉のほのかが、友だちの絵をくしゃくしゃに!アンジェルマン症候群という障がいを持つほのかは、ただ紙を丸めた音が好きで聞いてほしかっただけ。しかし、怒った友だちは、ほのかの障がいを広めてしまい…。いつも笑顔の姉が大好きな妹の心の物語!小学校高学年向け読み物。

【著者紹介】
横田明子 : 東京都生まれ。学習院大学文学部卒業。ニッサン童話と絵本のグランプリ・童話部門大賞受賞作『ば、い、お、り、ん』(BL出版)でデビュー。『四重奏デイズ』(岩崎書店)で、第4回児童ペン賞少年小説賞を受賞。『聞かせて、おじいちゃん―原爆の語り部・森政忠雄さんの決意』(国土社)で、第46回日本児童文芸家協会・協会賞受賞、第55回緑陰図書に選定。『ライスボールとみそ蔵と』(絵本塾出版)が、第69回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書に選定。一般社団法人日本児童文芸家協会理事

中島花野 : 長野県生まれ。武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業、イラストレーション青山塾ドローイング科22期修了。大学卒業後はエディトリアルデザイン事務所にデザイナーとして勤務。退職後、フリーランスのイラストレーターとして活動を始める。人物イラストが得意(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 雪丸 風人

    濃度の高い美談でした。主人公はしっかり者の小5女子。姉に障害があることで人と違う日々を送る彼女が、トラブルを乗り越えて、尊い気づきを得る物語です。凄かったのは友だちがいいことを言ったときの主人公の心情。当事者じゃないから正論が言えるんだと反発する気持ちを見事に掬い上げているところに真実味がありました。娘の成長を見守る母の強さにも圧倒されましたよ。一方で、人より強かったりしっかりしなくても、そんなに頑張らなくても、現実がどうにかなって欲しいという矛盾した思いも内に芽生えました。(対象年齢は10歳以上かな?)

  • すみっちょ

    いい話風でしたが私はモヤモヤしました。誤解を恐れずに言えば、さやかはやっぱりかわいそうだと思います。ほのかに障害があるのは誰のせいでもありません。でもさやかの生活に制限が多いのは親のせいではないでしょうか。さやかが手伝うのはいいのです。でも友達が来てる時に一緒に遊んでとほのかを連れてくるとか、帰りのバスの迎えを頼むとか、母親がさやかに頼りすぎだと思います。父親はほのかのいたずらを怒りもしない。実在のご家庭がモデルとのことで、あとがきで現在のさやかさんとほのかさんの様子がわかって少しホッとしました。

  • ︎💓ひかる💓

    つまり個性が強いか弱いか、多様性だと思う。(前ね、私ごとだけど私が大阪の友達と会うと言う約束に長浜の友達がついてきたことがあって…その大阪の友達というのが麻痺で箸は落とすし、食べ散らかすわで大変だったけど私は普通に接していました、友達は開いた口が塞がらない!といった感じでした。また、スナックで酔った子がカウンターでゲロした!らママはカウンターの奥へ引っ込んだ!私はその子を介抱しながらゲロを片付けた。そう、私は差別できないのです、人間だから吐くこともありますよね。自分も吐くこともあるんだから…) 。→

  • gero

    障がい者の家族;聖;友達 さやかの姉はアンジェルマン症候群。姉が原因で友達と仲違いしたことで自分と家族を見つめなおします。姉にはできないこともたくさんあるけれど、いつも機嫌がよく笑顔を絶やさない「天使」でこわいお巡りさんとも仲良くなってしまう才能があります。障がい者の家族を体感できるすばらしい王道小説です。障がい者から見ると聖性を押し付けているとも読めます。姉の声は奪われています。が姉はそのようなことは考えないかもしれません。ひこ田中は児童文学は字が読めて余裕がある子供のために書かれると言っていました。

  • ゆうぴょん

    小6娘。今年初読書は、アンジェルマン症候群の姉と健常児の妹の物語。姉の障害を隠さない両親のもと、姉のことをいとおしくおもってきたさやかが、姉ほのかのことを少し疎ましく思うように。同級生と比べてしまい、自分がみじめになるさやかの気持ちはまさにヤングケアラーでもあったりするが、姉に対する愛情も本当で。笑顔でなごませる才能がある姉をまたかわいく思えるまでのお話。なんとなく予想の付く結末ではあるが、子供が読むにはいいと思う。 実話を少し加工したお話で今の二人の様子があとがきで知れるのもよいな

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