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ISBN 10 : 484611712X
Content Description
小池百合子知事は都民ファーストを旗印に、さまざまな政策課題を解決するのではと期待されて都知事選に勝利した。都知事に就任して早1年、小池都政は豊洲新市場移転か築地市場存続か、築地市場跡地のカジノを含む統合型リゾート問題、五輪関連事業など公共事業削減問題、待機児童問題などで大ナタを振るわないまま、漂流を始めている。安倍政権の政策変更を迫りながら「東京から日本(国政)を変える」という道を選ぶのか。あるいは共謀罪や原発再稼働などに曖昧な態度で、国政と都政を切り分け、橋下徹・前大阪市長が立ち上げた日本維新の会のように「政権補完勢力」として安倍政権に擦り寄るのか。本書は、小池都知事に密着取材して、小池都政を検証、報告する。
目次 : 第1章 どうなる豊洲移転問題(小池知事ブレーンが分裂/ 豊洲移転論の本音は築地跡地へのカジノ誘致か ほか)/ 第2章 小池新党は政権補完勢力か(安倍首相が共謀罪でも詐欺的答弁/ 原発テロ対策が不十分と疑問呈示をした若狭氏と安倍首相のギャップ ほか)/ 第3章 復興五輪のイカサマ(小池百合子都知事の“好意的記者”ランキング!/ 被災者を苦しめる“アベ土建政治”になぜ小池都知事は切り込まない!? ほか)/ 第4章 官邸主導の売国奴紛いのカジノ法案成立―小池新党は維新と同じ政権補完勢力になるのか(維新の変節―「大阪から日本を変える」と意気込んでいた政権対峙勢力時代/ カジノ法案成立で安倍政権と維新が連携 ほか)/ 終章 アベ自民党との対決姿勢を打出し始めた小池都知事―都議選の構図は「自民対ファーストの会」で国政に連動(「東京から日本(国政)を変える」―情報公開を旗印にアベ自民党に“宣戦布告”/ 橋下前大阪市長が共に安倍政権批判を始めた ほか)
【著者紹介】
横田一 : 1957年山口県生まれ。東京工業大学卒。奄美大島宇検村入植グループを右翼が襲撃した事件を描いた「漂流者達の楽園」で、1990年ノンフィクション朝日ジャーナル大賞受賞。その後、政官業の癒着、公共事業見直し、国会議員(特に族議員)ウォッチングを続け、安倍政権に対する地方の反乱と言える滋賀県知事選、沖縄県知事選、佐賀県知事選などの選挙を取材。2015年からシールズを取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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