Product Details
ISBN 10 : 4000296574
Content Description
作り物とわかっているのに自分の手と思い込む。目の前にあるのに見落としてしまう。これらはいずれも脳のつじつま合わせが引き起こす現象。顔と声が別人の映画の吹き替えに違和感を覚えないのも同じ。われわれが安心して日常を過ごせるのも、こうした脳の特性のおかげなのだ。まさかと思う人も、もっと脳を深く知りたくなる本。
目次 : 第1章 つじつま合わせの達人(つじつま合わせ/ 五感と脳 ほか)/ 第2章 感覚を融合したつじつま合わせ(マガーク効果/ 腹話術効果 ほか)/ 第3章 見落として当たり前(選択の見落とし/ 変化の見落とし ほか)/ 第4章 形や色の好ましさ(典型的見え/ 好ましさと安定性 ほか)/ 終章 つじつまを合わせたがる脳との付き合い方(拡張される身体“ラバーハンド錯覚”/ 雑音への耐性“マガーク効果と腹話術効果” ほか)
【著者紹介】
横澤一彦 : 1956年生まれ。1981年東京工業大学大学院総合理工学研究科(電子システム専攻)修士課程修了。工学博士。NTT基礎研究所主幹研究員を経て、東京大学大学院人文社会系研究科教授。日本認知科学会会長、カリフォルニア大学バークレイ校客員研究員などを歴任。専門は認知心理学/認知科学。理系出身の心理学者の草分け(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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投稿日:2021/02/22 (月)
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