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人形佐七捕物帳傑作選(仮)角川文庫

Seishi Yokomizo

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041024836
ISBN 10 : 4041024838
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

腕利きの岡っ引き・伝次の息子である佐七は、父の死後、腰の据わらない日々を過ごしていた。だが、江戸三小町とまで騒がれた美女・お蝶が怪死し、その犯人捜しをしてからというもの、持ち前の度胸と明晰な推理で難事件を次々に解決していく―。秀麗で女たらしの佐七が初めて登場した「羽子板娘」から、「梅若水揚帳」まで、すべての作品の中から選りすぐって収録。情緒と謎に彩られた江戸の町を舞台に、佐七の推理が冴え渡る。

【著者紹介】
横溝正史 : 1902年、神戸市に生まれる。旧制大阪薬専卒。26年、博文館に入社。「新青年」「探偵小説」の編集長を歴任し32年に退社後、文筆活動に入る。信州での療養、岡山での疎開生活を経て、戦後は探偵小説雑誌「宝石」に、『本陣殺人事件』(第1回探偵作家クラブ賞長編賞)、『獄門島』、『悪魔の手毬唄』などの名作を次々と発表。81年、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • HANA

    全百八十篇の中から七編セレクト。このシリーズに初めて触れる人のためか、最初の事件と最後の事件及び仲間たち初登場の話が収録されている。内容的には流石に横溝御大といった所で、最初の話は某有名ミステリを最後の事件は著者の『悪魔の百唇譜』を連想させられる。他の捕物帳と比べて衆人環視内の殺人や雪達磨の中の死体等、やはりミステリ作家独特の内容も光る。流石に円熟期の現代ミステリのトリックや筋立てには及ばないものの、「季の文学」とミステリが融合しているのも流石。やはりこういうのに触れると全ての作品が読みたくなるなあ。

  • Kouro-hou

    五大捕物帳の一つ、「人形佐七」シリーズ短編集。人形佐七は春陽堂文庫全14巻も角川の横溝自薦集3冊も版切れで読むのが難しい状態のため、文庫新刊は有り難いことです。収録がレギュラーキャラの初登場話中心の7話セレクトのためドラマの基礎部分が堪能でき、またトリックと話のキレで選抜された自薦集24話とダブリが2つしかないのも自薦集持ちには嬉しいかも? 惜しむらくは最終話があまり良い話ではない(最終回では無く、風俗色の強い休筆期の作品)ので、興味をもたれた方は電子版の自薦集を、というか自薦集も再販しようよ、角川さん。

  • イシグロ

    人形佐七捕物帳は全部で180編も書かれているらしいのですが、その中から選び抜いた7編を収録したベストアルバム的1冊。主要キャラクターの初登場作を中心にセレクトしているので、入門用には最適でした。 文章・会話のリズム感、事件の凄惨さと裏腹に横溢するユーモア。ああ、だから横溝正史は時代を超えて読みやすいのだなあと感心することしきり。特にうらなりの豆六が登場してからのセリフの弾み方には、そうか関西人だものなと納得でした。 当然、ベストですからどれもよいのですが、中でも『舟幽霊』には唸らされました。これは凄い…。

  • ひなきち

    横溝正史が、江戸の捕物帳を書いていたとは、知らなかった!面白い!「舟幽霊」のようなトリックは、やはり映像で見たいなぁ。今回は傑作選ということで傑作ぞろい。いつかは全180話にチャレンジしてみたい。それに捕物帳の横綱である「半七捕物帳」も、しっかり読みたくなりました(途中まで読んでいたけど、それっきりだったので(^_^;))

  • 緋莢

    腕利きの岡っ引き・伝次の息子である佐七。男振りがいいことから「人形佐七」と呼ばれて、腰の据わらない日々をおくっていた。だが、父の伝次と兄弟分の盃を交わした岡っ引きの吉兵衛から、江戸三小町と騒がれた美女・お蝶が殺されたという事件について聞いた佐七は、見事にその真相を推理して・・・

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