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お茶漬けざむらい 光文社文庫

横山起也

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334106447
ISBN 10 : 4334106447
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2025
Japan

Content Description

尊王攘夷に揺れる幕末。舌の良さしか取り柄のない若き武士・妹尾未明は、ある晩偶然、当代随一の人気絵師・河辺仁鶴と出会う。仁鶴に背中を押されながら唯一の特技「お茶漬け」で次々と難題を解決し、本人の意思とは裏腹に「お茶漬けざむらい」と呼ばれるまでに。その未明の前に将軍の食を司る御膳奉行の長の長男・四条園城華山が立ち塞がる。2人は舌勝負で相まみえることとなったが??。人々の心のこわばりを解きほぐす御膳譚。

【著者紹介】
横山起也 : 小説家・編み物作家。NPO法人LIFE KNIT代表、チューリップ株式会社、株式会社日本ヴォーグ社YouTubeチャンネル「編み物チャンネル」の顧問/ナビゲーターなどを務める。『編み物ざむらい』(角川文庫)で第12回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろし新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • はる

    最初は自分のこわばりをほぐすために食べ始めたお茶漬けが周りの人の心のこわばりまでほぐすようになった未明のお茶漬け。しかし、未明のこわばりは思わぬ所で現れ、思わぬ展開がまるでコントのよう。誰しも、なんでそうなると口にするが、誰しも未明のこわばりについて馬鹿にしたり、笑ったりしないところがいい。私としてはまだまだ未明やその周りの人の物語をお茶漬けと共によみたいと思います。

  • お茶漬けで人々の心の「こわばり」をほぐしていく若き武士のお話。お蜜のカラッとしたキャラクターがいい。特に刺身の茶漬けの章での「大事なものは身の回りにある」とみんなが気づいていくのがよきでした。

  • xそらx

    お茶漬けが人と人をつなぎ、人の心を解きほぐしていく物語。 時代小説は初めて読んだけど、ライトな感じで読みやすかった。ちょこちょこ馴染みのない単語や読めない漢字が出てきはしたものの、前後の文脈からなんとなく雰囲気で伝わるので問題なかった。お蜜のキャラも良かった!彼女がいることで空気がシリアスになりすぎず、サラッと読めた。登場人物たちのその後も気になるし、続編が出てほしい。

  • 文衛門

    主人公の未明は味覚の良さしか取り柄がないため若き落ちこぼれ武士。しかし「お茶漬け」で人々の心のこわばりをほぐす実は天晴な武士で面白かった

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