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地球46億年 気候大変動 炭素循環で読み解く、地球気候の過去・現在・未来 ブルーバックス

横山祐典

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065135150
ISBN 10 : 406513515X
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2018
Japan

Content Description

最先端研究でわかった気候変動を支配する「地球のからくり」
隕石が絶え間なく降り注ぐマグマオーシャンの時代から全球凍結したスノボールアース、恐竜が繁栄した超温暖化時代、そして氷期、間氷期を繰り返す、直近の260万年にいたるまで地球の気候は激しく変動してきた。一見すると無秩序に激しく変動しているように見えるが、その変化には一定のリズムや規則性があることがわかってきた。
鍵を握るのが、地球の公転軌道の変化がもたらす「ペースメーカー」と地球の表層における「炭素循環」だった!

・目次
地球のからくり
太古の気温を復元する
暗い太陽のパラドックス
「地球酸化イベント」のミステリー
「恐竜大繁栄の時代」温室地球はなぜ生まれたのか
大陸漂流が生み出した地球寒冷化
気候変動のペースメーカー「ミラコビッチサイクル」を証明せよ
消えた巨大氷床はいずこへ
温室効果ガスを深海に隔離する炭素ハイウェイ
地球表層の激しいシーソーゲーム


著者情報
・横山 祐典(ヨコヤマ ユウスケ)著・文・その他
熊本市生まれ。東京大学大気海洋研究所教授。東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻、海洋研究開発機構招聘上席研究員を兼任。オーストラリア国立大地球科学研究所にて博士取得(PhD)後、アメリカに渡り、カリフォルニア大学バークレー校宇宙科学研究所、アメリカエネルギー省ローレンスリバモア国立研究所研究員を歴任し、2002年より東京大学にて教鞭をとる。American Geological Societyフェロー、文部科学大臣表彰若手科学者賞、アメリカテネシー州名誉市民など受賞。おもな研究分野は、古気候学・同位体地球化学、地球表層システム科学。趣味は、読書、スポーツ(ハンドボールは日本および豪州で国体出場)。

【著者紹介】
横山祐典 : 熊本市生まれ。東京大学大気海洋研究所教授。同大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻教授。海洋研究開発機構招聘上席研究員を兼任。オーストラリア国立大学地球科学研究所にて博士取得(PhD)後、アメリカに渡り、カリフォルニア大学バークレー校宇宙科学研究所、アメリカ・エネルギー省ローレンス・リバモア国立研究所研究員を歴任し、2002年より東京大学。The Geological Society of Americaフェロー、文部科学大臣表彰若手科学者賞、アメリカ・テネシー州名誉市民ほかなど受賞。おもな研究分野は、古気候学・同位体地球化学、地球表層システム科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 香菜子(かなこ・Kanako)

    地球46億年 気候大変動 炭素循環で読み解く、地球気候の過去・現在・未来。横山祐典先生の著書。世界中の名門大学で学ばれて世界中の研究所で研究員として気候変動についての研究生活をされてきた横山祐典博士のお話だからすごく説得力がある。温暖化が進めば自分が住む場所が水没するというシミュレーションを見ればびっくりする人も多いはず。気候変動や温暖化というキーワードに少しでも興味がある人が気候変動の第一人者である横山祐典博士から気候変動や温暖化を一から学べる良書。

  • yyrn

    映画『デイ・アフター・トゥモロー』(04)は荒唐無稽な話ではなかったんだなというのが最初の読後感。地球温暖化により極の氷が溶け出し海水の塩分濃度が変わり、大気の安定に大きな影響を持つ海流の流れが変わって一転、北米が氷河に覆われるというストーリーだったが、本書ではまず地球黎明期(マントルの動きが酸素や二酸化炭素の増減に大きく関わっていただろうというスケールの大きな話)から始まって、大陸移動が寒冷化を招き、全地球凍結(スノーボールアース)がこれまで2度あったとするメカニズムの話や、地軸の傾きや楕円の公転周期、

  • ローレンツ🐾

    著者含め、たいへん多くの地球自然科学に携わってきた方たちがいかに時間と労力を費やしてきたかという物語でもあった。それでも、まだまだわからないことだらけなのは当たり前のことだし、だからこそロマンを感じるのよねー!地球46億年の気候変動。いや〜、おもしろかったです!

  • fseigojp

    チェンジングブルー 地球は生きている

  • Francis

    タイトル通り地球が誕生してから地球の公転・自転、あるいは地殻変動などの要因により気候がいかに変動してきたかを科学者の業績を通して記述している。300ページ以上もある本だが、自然科学に興味のある人であれば面白く読めるはず。なお、SNSに表紙の写真を投稿したところ、内容を知りたい、と言うコメントがあったので現物を読んでくださいとお断りした。興味を持った本はすぐに現物を手にとって判断するのが一番である。すぐに現物を手に取れる環境にない時は良い書評をネットで探して判断して買うか借りるか決めましょう。

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