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午後の蝶 短歌日記2014

横山未来子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784781408118
ISBN 10 : 4781408117
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • さき

    【再再・・・読】 気が付けば、パラパラと捲ってる短歌集なので再登録^^ 『はじめてわれを認識せむとはたらける 機械をまへにひととき待てり』 毎朝PC立ち上げるまえに、なぜかこの歌が思い浮かぶ。 『カーテンをひらけるわれにきさらぎの 蜘蛛の子かろく飛びうつりたり』 『炭酸の泡の氷にあたる音 しづまるころに話しはじめつ』 『湯の中にゆるびてゆけりけさ紙に 切りたるうすき傷をもつ身は』 『最後の蝶の胸をしづかにあたためゐむ この午後の陽の部屋に充ちたり』 

  • yumicomachi

    ふらんす堂ホームページに一年間連載された「短歌日記」を一冊にまとめたもの。日付と短文、短歌をほぼ毎日分読める。(ほぼ、というのは短文が添えられていない日もあるからで、短歌は毎日分ある)。短文は詞書とはまた違った距離感で短歌の鑑賞を深めてくれる。日記的文章のほか、聖書の言葉や詩歌の引用も多い。季節の巡りとともにある日々の気づき、書道の稽古、愛猫や昆虫、植物への細やかな眼差しを追体験することができる贅沢な読書だった。〈6/6 街路樹は槐に変はりこの先にほんたうに行きたき場所のあるべし〉等。2015年9月刊行。

  • さき

    【再再・・・読】 短歌にて涼を取る。 『柘榴の花咲きゐる枝をみあげしを 印象とせり薄暑のけふの』『水銀のごとき気泡をまといつつ 青梅しづむ水しづかなり』『薔薇の花をかたちづくれる花びらの くづれむとする夜となりたり』 『片陰をたどりて歩む手のなかの ペットボトルの水滴ぬぐふ』 エアコンのきいた部屋にて、シードル・スィート飲みながら。

  • さき

    単行本にて短歌集を読むのは今作が初めてです。1年365日、日々何気なく感じたことなどを、短歌日記という形で一首ずつ記しています。現在図書館より、延長状態で借りてますが、そもそも短歌というものは、期限付きで読むものではなかった。。。くそぉ〜失敗です!あまりに気に入りすぎて、あちこち付箋だらけにしてしまい、返却時に剥がすのがとてもつらいです。こちら文庫本サイズも愛らしく装幀も美しい、まるで言葉の宝石箱のような作品集でした^^これは絶対自腹で購入しなくては!手元にずっと持っていたいです。 ★★★★★★

  • はち

    2014年の短歌日記。横山さんの歌は別段題材が変わっているということはない。どちらかというと落ち着いた作りで、職場や猫の歌を端正な文語で詠まれた歌が並ぶ。猫の歌の多さは素晴らしい。猫好きとしてたまらない。一首一首で読むと淡白な歌なのだろうけど、まとめて読むと味が滲み出てくる。装丁は特に優れている。

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