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牧野富太郎 植物の神様といわれた男

横山充男

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784774332000
ISBN 10 : 4774332003
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

四十万点もの植物標本を集め、千五百以上もの植物に名まえをつけた牧野富太郎。植物分類学を発展させただけではなく、まるで「雑草」のようにいっしょうけんめい生きている人びとを勇気づけ、はげましつづけた人物を描きます。

目次 : 第1章 新しい時代/ 第2章 名まえ/ 第3章 東京へ/ 第4章 決心/ 第5章 東京大学/ 第6章 結婚/ 第7章 貧乏とのたたかい/ 第8章 『大日本植物志』/ 第9章 スエコザサ/ 第10章 草花と生きて

【著者紹介】
横山充男 : 高知県に生まれる。『少年の海』で児童文芸新人賞、『四万十川物語 光っちょるぜよ!ぼくら』で日本児童文芸家協会賞(ともに文研出版)。『万人の父になる 佐竹音次郎物語』(学研プラス)で児童ペン賞大賞

ウチダヒロコ : イラストレーター。幼少の頃から植物採集とお絵描きに熱中。奈良女子大学理学部で生物学の基礎を身につけ、神戸大学臨海実験所で研究支援(テーマは藻類の光合成色素)に従事。多種多様な海の生き物と接する中で、サイエンスイラストに目覚める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アキ

    94歳まで生き、40万点もの植物標本を集め、1500以上もの植物に名前をつけた牧野富太郎は、47年間勤めた東京大学では助教授にもなれず、講師のままで辞めた。昭和15年に出版された「牧野日本植物図鑑」は、80年以上経った現在でも、書店で売られている。彼が人生を捧げた植物分類学とは、植物そのものの特徴を表す名前を付けるだけではなく、人間との関わりも表している。妻が亡くなった後に仙台で採取した竹笹に「スエコザサ」と和名をつけ、自分の庭に植えた。「家守りし妻の恵みやわが学び世の中のあらん限りやスエコ笹」妻の墓碑。

  • らー

    自分も小学生の夏休みの自由研究で押し花を作り、図鑑で調べ、猫じゃらしが「エノコログサ」という名前であることを知りました。今ならスマホで撮ってアプリで一瞬にして分かりますが、おそらく記憶には残らないでしょう。学びは深いものです。ただ私の植物学はそこで終わりましたが、富太郎の植物への愛は果てしなく、深く大きく、その生涯をかけるものとなりました。この世には、その役目を果たすべく生を受ける人がいるのだと、富太郎の情熱と信念はそういった目に見えない力に突き動かされていたと思います。そして周りの人達も。

  • うー

    いやぁ😓植物を愛し植物と生きた、植物の神様牧野富太郎。植物にかける恐ろしい程の熱意は素晴らしい。周りに愛される人柄だということもわかる。が、しかし!私は富三郎本人よりも、祖母、番頭、奥さんの寿衛さん達のご苦労の方に意識がいってしまった💦挿絵もあるしUDフォントで読みやかった。

  • ゆにす

    子ども向けなので読みやすかったです。朝ドラを見ている人も、ホントはこうだったのよというところがあっておススメだと思います。夏休みの読書感想文にも向いていたのではないでしょうか。

  • Drivin' a blue car

    「らんまん」を観ていて、牧野富太郎さんのことが気になり図書館で借りた本。学童向けに書かれた本なので、大変読みやすかった。牧野富太郎さんがいかに植物に対して情熱を傾けていたのか、スエさんの支えがどれほどのものだったのかなど、氏の一生を知るには十分たる本であった。富太郎さんはほんと、「持ってる人」なんだということがすごくよく分かった。

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