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江戸の食商い

権代美重子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784588300547
ISBN 10 : 4588300547
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan

Content Description

江戸の町には大人気のそば・寿司・鰻・天ぷらをはじめ、庶民の腹を満たし暮らしを活気づける食の商いが溢れていた。米や野菜、豆腐や魚、味噌・醤油・油などの基本食材、茶や酒やさまざまな料理を販売するあまたの職業に光をあて、棒手振りや飴売り、七輪屋台、居酒屋文化、歌舞伎の仕出し、茶屋看板娘や料理番付までを豊富なカラー図版とコラムで描く。大好評『日本のお弁当文化』に続く好著!

【著者紹介】
権代美重子 : 1950年生まれ。大阪府立三国丘高校卒業。日本女子大学卒業、立教大学大学院修了(経営管理学修士)。(株)住友銀行秘書、日本航空(株)国際線客室乗務員・文化事業部講師を経て、1997年より(財)日本交通公社嘱託講師、国土交通省・観光庁・自治体の観光振興アドバイザーや委員を務める。2009年より横浜商科大学、文教大学、高崎経済大学の兼任講師(ホスピタリティ論、アーバンツーリズム、ライカビリティの心理と実践、他)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • パトラッシュ

    平和で経済力が向上しなければ食文化は生まれない。日本史で初めて両条件が合致したのは江戸中期以降であり、特に江戸市中は巨大消費圏成立と上下水道整備もあり料理や食材を売る商店が増えた。これに流行や演劇、遊びに高級嗜好も加わり、金儲けを求める人びとが参入して知恵や工夫を競い、今日まで続く日本の食文化の基礎を形成したのだ。そんな食商いの発展プロセスを、浮世絵や料理本など豊富な史料から紹介する本書は実に楽しく面白い。食の発展こそパクス・トクガワーナの象徴であり、明治の近代化など紙屑のように貧弱でしかないと痛感する。

  • とりもり

    三越前駅に「熈代勝覧」の複製画があるというのを知らなかったが、そこに描かれている江戸の食文化を食商いという視点で網羅的に紹介する。平和で生活水準が改善していった江戸時代(飢饉はあったが)だからこそ、これだけ現代にも通じる食文化が花開いたのかなと思う。そして何より、それが様々な文献として今に伝わっていることが素晴らしいと思った。これを見ていると、表面上は豊かになった現代と江戸時代、どちらが本当の意味で豊かなのかという疑問を持たざるを得なかった。(小さいけど)図版も多くオススメ。★★★★★

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