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もっと気になる社会保障 歴史を踏まえ未来を創る政策論

権丈善一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784326701254
ISBN 10 : 4326701250
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

供給の成長はコントロールし難いが、需要の育成はコントロールできる―潅漑施設としての社会保障とは?「ちょっと気になる」シリーズ発展版&これからの日本を支える社会保障政策論決定版!

目次 : 年金/ 医療と介護/ 労働/ 税の理解/ 政策論としての社会保障/ 未来に向けた社会保障

【著者紹介】
権丈善一 : 慶應義塾大学商学部教授。博士(商学)。1962年福岡県生まれ。1985年慶應義塾大学商学部卒業、1990年同大学院商学研究科博士課程修了。嘉悦女子短期大学専任講師、慶應義塾大学商学部助手、同助教授を経て、2002年より現職。この間、1996年〜1998年ケンブリッジ大学経済学部訪問研究員。2005年ケンブリッジ大学ダウニグカレッジ訪問研究員。公務では、社会保障審議会、社会保障国民会議、社会保障制度改革国民会議、社会保障制度改革推進会議。全世代型社会保障構築会議の委員や社会保障の教育推進に関する検討会の座長など

権丈英子 : 慶應義塾大学商学部卒業、慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程単位取得退学、アムステルダム大学大学院経済学研究科博士課程修了、Ph.D(経済学)。アムステルダム大学研究員、亜細亜大学准教授等を経て現在、亜細亜大学経済学部教授。公務:労働政策審議会雇用環境・均等分科会、同労働条件分科会、仕事と生活の調和連携推進・評価部会。社会保障審議会児童部会等の委員を歴任。現在は地方財政審議会地方公務員共済組合分科会、財政制度等審議会財政制度分科会、中央最低賃金審議会等の委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Francis

    日本で社会保障論を語らせたらこの人の右に出る人はないであろう経済学者の権丈善一先生と奥様の共著。資本主義経済体制における社会保障は再分配であり、経済成長戦略である、との観点から社会保障改革国民会議により長期的な改革の方向性が打ち出された医療保険・医療供給体制や公的年金、最低賃金制度などの働き方、子育て支援の財源を社会保険の拡充に求める構想、などについて納得のいく議論がなされている。井手英策さんも残念ながら権丈先生の議論にはまだまだ及ばないなあと感じた。最近井手さんが静かなのはそう言う事なんでしょうね。

  • hurosinki

    具体的な政策提言が多めで、結構マニアックな話題もある。この本の前に「ちょっと気になる〜」シリーズで基本的知識を付けておくのが良いかも。政策提言の中で最も強調されてるのは被用者保険の適応拡大(他に被保険者期間の延長やマクロ経済スライドのフル適用も主張している)である。中小企業における短時間労働者の厚生年金の適用除外規定が、非正規雇用を増やす誘因を与えていると強く批判している。他にも、生産性の低い中小企業を温存する、労働者の就業調整により人的資本の蓄積を妨げる…等々、中小企業の適用除外に伴うデメリットは大きい

  • じょん

    かかりつけ医制度の把握のため購入。かかりつけ医という言葉の歴史背景、フリーアクセスのパラダイムシフトなど。病院の歴史として、戦後のドッジライン下で均衡予算であり公的病院を拡充する余裕がなく、当時から7割あった民間病院に医療法人制度を導入、資金調達を容易にした一方、非営利であることが規定され、借り入れによる資金調達しか許可されず、結果、300床未満の病院が8割という状況になったというのは興味深い。

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