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伝言猫ふー太の仕事日誌(仮)Php文芸文庫

標野凪

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569902616
ISBN 10 : 4569902618
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
November/2022
Japan

Content Description

あの世とこの世の境にあり、「会いたい人に会わせてくれる」と噂のカフェ・ポン。天寿を全うした猫のふー太は、「仕事を5回達成すると、会いたい人に会える」という報酬につられ、店主・虹子のもとで働くことに。亡くなった父に個展を見てもらいたい絵本作家、生まれなかった我が子を思い続けている保育士など、彼らが「会いたい」人からの言葉を“伝言猫”が伝えるべく奮闘する、感動の連作短編集。文庫書き下ろし。

【著者紹介】
標野凪 : 静岡県浜松市生まれ。東京、福岡、札幌と移り住む。福岡で開業し、現在は東京都内で小さなお店を切り盛りしている現役カフェ店主でもある。2018年「第1回おいしい文学賞」にて最終候補となり、2019年に『終電前のちょいごはん薬院文月のみかづきレシピ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mae.dat

    こっちの世界で暮らす為の五箇条最後の“ご機嫌に日々を過ごす”が良いのう。ストーリーに効いている風には思いませんでしたけど。プロローグ+連作5話+エピローグ。あの世とこの世の境界にいるねこねこファンタジー。茶トラのふー太視線で展開。あの世のねこは様々な職に就く様で、ふー太はカフェぽんに寄せられる依頼をこなす伝言猫として働く事になったんだって。で依頼を5回成功したら、報酬として現世に残る会いたい人に会えるって。設定はあざとくベタに感じますね。でもお仕事や魔女猫修行のナツキに触発されてふー太も成長したのかな。

  • さてさて

    『ここに、あなたの会いたい人の名前を書いて入れておくと、もしかしたら会えるかもしれませんよ』 『会いたい人の名前』をポストに入れた人が奇跡の瞬間を見るこの作品。そこには、願いを叶えるために奔走するふー太の物語が描かれていました。猫がしゃべるという次元を超えて職探しをして任務を遂行するというファンタジーが描かれるこの作品。次から次へと繰り出されるもうなんでもありな設定の数々にファンタジーの極みを見るこの作品。『カフェ・ポン』に出かけることがあったなら、誰の名前を書くだろうか?とふと考えてもしまう作品でした。

  • しんごろ

    現世(緑の国)と黄泉(青の国)の国を行き来して会いたい人に思いを伝える仕事が伝言猫。その間を取り持つ橋渡しの店がカフェ・ポン。そのポンの店主の虹子とふー太が伝言猫になって奮闘する物語。ふー太を含めて猫の習性や仕草を細かく表現してて、猫好きには面白いかもしれないですね。ふー太、天然なのか、ドジでどこか抜けてるんだけど、一生懸命だなあ。虹子さんも自分をあまりせめて欲しくないな。ちょっと物足りなさを感じるものの、いろいろ続編につながるような含みを持たせた終わり方。続編が出れば読んでみたい。

  • ミュポトワ@猫mode

    猫が伝言する本。こういっては失礼ですが、意外に面白かった。こういう感動ものはあまり好きではないので、躊躇していたが、面白かったので良し。やっぱり猫だな。これが猫が出なければ俺には刺さらなかったであろうことは確実で、猫が出ていたから俺は読み切ることができたんだろうと思う。やっぱり猫の力は偉大よねぇ。猫がいるだけで、得意じゃないジャンルでも読み切れるんだもの。実は続編が出ていて、そちらも買っているので、この後読んでいきたいと思います。猫ちゃんはやっぱり正義!

  • シナモン

    緑の国(この世)と青の国(あの世)の境目にあるカフェ・ボン。天寿を全うした猫のふー太は「仕事を5回達成すると、会いたい人に会える」というご褒美につられて伝言猫のアルバイトを始めることに…。依頼主が会いたいと思う人からの伝言に切なさが溢れる。そんな仕事に一生懸命なふー太の、猫だけにちょっとじっとしてるとすぐ眠くなってしまったり、猫ならではのちょっとした仕草がとてもかわいくて読んでて癒やされる。心温まる感動の一冊でした。

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