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伝言猫が雪の山荘にいます Php文芸文庫

標野凪

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569903668
ISBN 10 : 4569903665
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
December/2023
Japan

Content Description

猫は「想い」をどこまでも届けます。
今回の舞台はまさかのクローズド・サークル!?
「喫茶ドードー」シリーズの著者が紡ぐ、じんわりと心があたたまる物語、第二弾。

あの世とこの世のあいだにあるカフェ・ポンの店主・虹子に雇われて、もう会えない人からの想いを伝える「伝言猫」として働くふー太。伝言を届けるべき人たちが、ある事情で一堂に会するという山荘に向かうことに。ところが、大雪によって全員、その山荘に閉じ込められてしまう。ミステリ好きのふー太は、なにか事件が起こるのではないかと、山荘にいるそれぞれの人物を探ろうとするが‥‥。
猫の視点から人間のあたたかさや優しさを描くハートフルストーリー。

文庫書き下ろし。

【著者紹介】
標野凪 : 静岡県浜松市生まれ。東京、福岡、札幌と移り住む。福岡で開業し、現在は東京都内で小さなお店を切り盛りしている現役カフェ店主でもある。2018年「第1回おいしい文学賞」にて最終候補となり、2019年に『終電前のちょいごはん 薬院文月のみかづきレシピ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しんごろ

    シリーズ第二弾。伝言猫のふー太、伝言を届ける人達が一堂に会する山荘に向かうことに。ミステリー仕立てになっており、ふー太の的外れな推理が、猫の可愛らしさを引き立ててよかったけど、個人的にはミステリー仕立てにしなくても良かったのかなと思ってます。単衣の作る北欧料理は美味しそう。前作同様、気づきをくれて前向きになれる。比較してはならないけど、どうしても青山美智子作品と比較してしまいます。どちらも暖かく優しくハートフルな作品なのは間違いなく、新作がでたらどんどん読みたいですね。

  • ミュポトワ@猫mode

    伝言猫、続編。今回はミステリー仕立て。あくまで、仕立てなので、ミステリーにはならない。そこが笑えるポイント。驚愕のホンワカストーリーwっで、今回も面白かった。やっぱり猫ちゃんが活躍する話は良いよね。ミステリーぽいけどミステリーじゃないところも良い。ミステリーは苦手なので。できれば、続編から読んじゃった人にも優しいと良いんだけどな。巻番号振ってあるわけじゃないからここから手にしてしまう人もいるかもしれないし。でもお話としては面白かったので、買ってよかったです。もし続編が出るのであれば、読んでみたいです♪

  • シナモン

    シリーズ2作目。伝言の仕事を終えるごとに人形が減っていく…まさかこのシリーズでクローズド・サークルもののミステリー(?)が読めるとは🤭猫ならではの仕草に癒やされつつ、思いがけないミステリー要素も加わってやられた!って感じで面白かったです。クリスマスのころに読んだらもっと良かったかも✨

  • 相田うえお

    ★★☆☆☆24064【伝言猫が雪の山荘にいます (標野 凪さん)k】第一弾は連作短編でしたが今回は長編!当方は『猫、雪、山荘』という単語に好感度!読む前から期待は膨らむばかり。ページを開くと〜、な、なんと登場人物一覧があるではありませんか!おっ?ファンタジーにミステリー要素追加?さらに読み進めると部屋割り平面図!電話が繋がらない!外は吹雪!閉ざされた雪の山荘!あら?読者への挑戦状まであるよ。ミステリー好きが喜ぶ要素たっぷりです。でもやっぱり基本はファンタジ〜(笑)どこまでいっても安心して読めます〜。

  • ぶんこ

    面白かったです。虹子さんからクリスマスイヴに伝言を伝える仕事を与えられ、山荘に向かったふー太。途中から降ってきた雪と戯れていて、大事な伝言が濡れて消えてしまいました。山荘に着いてからも雪は降り続け、5人のお客様と主の風花は閉じ込められてしまいます。ミステリーを読んでいたふー太は、すっかり「そして誰もいなくなった」だと思い込む。この思い込みが、なんとも可愛いオチがあって、物語のほんわかさをあらわしていました。聴雪荘全体に「ほんわか前向きオーラ」が漂っているようで、読んでいてもほんわか。ふー太さん、お疲れ様。

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