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旧統一教会 大江益夫・元広報部長懺悔録 光文社新書

樋田毅

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334103972
ISBN 10 : 4334103979
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan

Content Description

この世に真実を語り残しておきたい―。1992年に統一教会の広報担当になり、翌年から’99年まで約7年間にわたって広報部長を務めた大江益夫氏。『彼は早稲田で死んだ』で第53回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した著者が、その生い立ちから60年近く過ごした旧統一教会での日々、そして病を患ってからの心境の変化まで、大江氏の心のうちに肉薄。早大原理研究会、川口大三郎君事件、霊感商法、元世界日報編集局長襲撃事件、幻のクーデター計画、自民党・自衛隊との関係、日韓トンネル、赤報隊事件、教団本部への送金問題、そして教団の未来…。旧統一教会とはいかなる組織なのか。

目次 : 第1章 出会い/ 第2章 生い立ち/ 第3章 早大原理研究会/ 第4章 川口大三郎君事件/ 第5章 霊感商法/ 第6章 幻のクーデター計画/ 第7章 日韓トンネル事業/ 第8章 旧統一教会広報部長の時代/ 第9章 自民党との「絶縁」を求める/ 第10章 赤報隊事件/ 第11章 今後の教団について

【著者紹介】
樋田毅 : 1952年、愛知県生まれ。県立旭丘高校卒業、早稲田大学第一文学部社会学科卒業。’78年、朝日新聞社に入社。高知支局、阪神支局を経て大阪社会部へ。大阪府警担当、朝日新聞襲撃事件取材班キャップを務めたのち、京都支局次長、地域報道部・社会部次長、和歌山総局長、朝日カルチャーセンター大阪本部長等を経て、2012〜’17年まで朝日新聞社・村山美知子社主の大阪秘書役を務め、同年12月退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ばんだねいっぺい

    懺悔をすることは、立派だが、やや被害者意識も感じてしまった。内面の自由を言うのならば、団体として、一部の暴走と言うのならば、きっちりコントロールして地道にイメージアッブを図るしかないじゃないかと思った。

  • にゃにゃころ

    銃が持てる武闘派グループの存在や、本気で日韓トンネルを掘り進める会社の存在とか、組織の規模が想像以上に大きくて驚く。政治家との癒着についてはあまり書いていない(書けない?) 印象。この規模の団体が集結すれば、何でも出来てしまうのだろなと改めて怖くなった。選挙での最近のわけのわからない候補者アゲは、やはりこの集団の動員なのか? 病気で先が見えてからの懺悔だからか、保身がチラチラ、中途半端な印象。私自身、大学時代に原理研に強引勧誘されたトラウマもあり、政府には本気で解散に取り組んで欲しいと思う。

  • どら猫さとっち

    誰にも言えなかった、旧統一教会の真実。そして、これまでの人生のなかで抱えていた葛藤や苦悩、良心の呵責としがらみ。それらをすべて告白し、世に知らせるために刊行したのが本書である。著者は、ドキュメンタリー映画「ゲバルトの杜」の原案で知られ、自らも出演している。川口大二郎事件から始まり、旧統一教会を脱するまで、自民党との関わりなど語り出す。リアルなまでの体験に、おぞましささえ感じさせた。旧統一教会は下火になっているが、まだ終わったわけじゃない。

  • sunaba

    政治面では第6章と第9章。第9章はほとんど愚痴のようなものだが、第6章はおもしろかった。統一教会がどのように、どこまで食い込んでいたかがわかる。そこから第10章にもつながっていく。

  • みんな本や雑誌が大好き!?

    大江さんは統一教会にあっては、良心的な方(?)のようです。文鮮明を心から熱愛していたようですが、その方針に基づく霊感商法などの間違いは率直に懺悔もしています。桜田淳子さんなどで話題になった集団結婚…。ご自身の3人の娘さんも集団結婚しているそうです。日韓トンネル、韓国への送金問題、赤報隊事件…。率直な発言をされています。それにしても、統一教会系の銃砲店が全国各地にあって、国際勝共連合の武闘派グループは散弾銃などを所持し、クレー射撃訓練もしていたといいます。左翼政権が出来た時に抵抗するための準備だったと。

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