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分岐点 「言論の自由」に殉じた朝日新聞もう一人の社主

樋田毅

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000617123
ISBN 10 : 4000617125
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2025
Japan

Content Description

「朝日新聞社を人格化した人物」と評された上野精一。明治・大正・昭和にまたがる困難に満ちた生涯をたどり、新聞社創業以来の社論変遷の舞台裏の真実に迫る。社会が強圧的な独裁体制に飲み込まれようとする時、どう抗うことができるのか。引き返し不能地点はどこなのか。新聞の凋落が言われる中、ジャーナリズムのあり方を鋭く問う。

【著者紹介】
樋田毅 : ジャーナリスト。1952年4月生まれ。愛知県出身。県立旭丘高校卒、早稲田大学第一文学部社会学科卒。78年、朝日新聞社に入社。高知支局、阪神支局を経て大阪社会部へ。大阪府警担当、朝日新聞襲撃事件取材班キャップを務めたのち、京都支局次長、地域報道部・社会部次長などを歴任。襲撃事件の公訴時効成立後の2003年4月に和歌山総局長。その後、朝日カルチャーセンター大阪本部長等を経て、12〜17年まで大阪秘書役を務め、同年12月退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • チェアー

    上野家の二代目、精一さんは、経営者でありながら経営には口を出さないで励まし、見守っているという人。新聞はどうあるべきかを常に研究する「リベラル保守」だったと描かれている。 新聞が好きで、意義を認識し、未来に続けることを常に考えていた。新聞の歴史をふまえ、いま朝日がどこに立っているかを確認する人だ。それゆえに戦争中に翼賛体制に組み込まれ、自由を失ったことはいくら後悔しても足りないくらいの申し訳なさを覚えているだろう。 歴史はいまいる場所がどこで、どの方向に向かっているのかを示してくれる。

  • chuji

    久喜市立中央図書館の本。2025年8月初版。朝日新聞社の経営者『上野精一』の評伝。

  • takao

    ふむ

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