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原発を止めた裁判官による 保守のための原発入門

樋口英明

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000616508
ISBN 10 : 4000616501
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

2014年大飯原発運転差止判決、2015年高浜原発再稼働差止決定を書いた元裁判官による原発入門。極めてシンプルに原発の本質を提示したに本書を読めば、人類が原子力発電を続けてはならない理由が理解できるだろう。漠然と「原発は安全、原発は必要」と考えている人こそ、本書を正面から受け止めてほしい。

【著者紹介】
樋口英明 : 1952年三重県生まれ。2017年定年退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • きみたけ

    著者は、大阪高裁・名古屋地裁判事を歴任した樋口英明氏。2014年大飯原発運転差止判決、2015年高浜原発再稼働差止決定を書いた元裁判官による原発入門書。原発の本質はシンプルで、人が管理し続けなければ事故になることと、事故が起きると被害甚大であることの二点。福島原発の事故は「東日本壊滅」クラスの被害が予測されたが、偶然が重なり福島県の一部(それでも東京ドーム7000個の広大な地域)で済んだのは不幸中の幸い。やはり原発廃止に賛成。先日の衆議院選挙も原発廃止の人に投票しました。

  • 読特

    もしも化石燃料を入手できなくなったとして、原発が動いていれば安心なのか?燃料棒は止まっても発熱し続ける。代替での発電手段がない。冷やすことはできない。停止した瞬間に国が終わる。そんな危うい対策を煽る者が、保守を自称する。0.3%の陸地に世界の10%の50基余。動かし続ければ汚染された廃棄物が溜まり、いずれこの列島に住めなくなる。日本侵略に核兵器はいらない。原発破壊を脅せばよい。…理想を語る革新に対し、保守は現実主義で、物事の本質を捉えようとする人のはず。それでも原発動かせと叫ぶのは、保守を装うあちらの人。

  • RED FOX

    「ヨウ素剤の準備までしてしかも決死隊まで準備しておかなければならない発電方法とは一体何なのだろうか」停電、断水が原発の弱点と知る。60mポンプ車は中国無償提供で今も福島待機と知る。

  • ベンアル

    図書館本。大飯原発を止めた元福井地裁の裁判官が書いた本。地震学が発達したのは阪神淡路大震災の後であり、それまで地震の揺れによるデータは乏しかった。原発の建設は1970年代が多く、最新の地震学の知見が原発に反映されていなかったのは問題がある。

  • 青雲空

    いろいろ刺さる言葉だらけだが、敢えて一つだけ引用したい。終章から「現在の政権に否定的でない読者がこの本をここまで読み進めたとしたら、私は素直に敬意を表したいと思う。私たちは自分の意見と違う意見になかなか耳を傾けることができずにいるからだ。しかし、知性は、自説を維持sるための根拠や上手な弁解を探す能力のことではなく、自説と違うとしても筋が通っている意見を受け容れる能力のことである。真の保守は同時に知的であるはずである。」

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