Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• のぶ

  読了日：2016/10/02

  戦国の頃の信州を舞台とした２編の時代小説。同じ信州に白駒の池という名所（お城とは離れていてたぶん無関係）があって、その池の名前も「しろこま」なのか「しらこま」なのか曖昧だったりしますが、白駒城も今のところ読み方はっきりわかりません。真田三代が（様々な脚色はされているものの）実在したように、白駒城ならびにこのお城をめぐる話も史実のようです（樋口氏は小説家というよりは歴史研究家だし）。自分が知らなかった（仁科さんは県歌信濃の国にも登場するというのに）話だし美しい姫が登場するし、白駒のほうが私には楽しめました。

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