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組織行動の「まずい!!」学 どうして失敗が繰り返されるのか

樋口晴彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396110444
ISBN 10 : 4396110448
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2006
Japan

Content Description

大きな事故や大事件の陰には、ほんの些細なミスが潜んでいる。マネジメントの分野に着目して、組織の中で人はなぜミスを犯すのかを分析し、リスク管理の教訓を探る。「これは、ちょっとまずい」の豊富な実例集。

【著者紹介】
樋口晴彦 : 1961年、広島県生まれ。東京大学経済学部卒業後、国家公務員上級職に採用。愛知県警察本部警備部長、四国管区警察局主席監察官のほか、外務省情報調査局、内閣官房内閣安全保障室に出向。現在、警察大学校警察政策研究センター主任教授として、危機管理分野を担当。組織学会、警察政策学会、失敗学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • B.J.

    ●長篠の合戦:武田軍敗北の真の理由は、“コンコルドの誤り”により撤退の判断ができなかったため。 ⇒織田軍の鉄砲の3段撃ちは、源平時代からあった弓の3段射掛けを鉄砲に応用しただけ。 ●カラシニコフ銃の信頼性が高い理由 ⇒部品数が極めて少なく、構造が単純である上に、銃のいたるところに余分な隙間があること。銃内部に入り込んだ泥や埃も、この空隙(くうげき)部分に押し込まれてしまうので、銃の作動には影響を与えない。シンプルでアバウトな造りだからこそ、信頼性が高い。・・・本文より

  • ユウユウ

    人も組織も間違えるからこそ

  • たこ焼き

    責任者を取らせる立場に責任感がある人を置かないと、問題が発生していてもそれに大局的な視点で取り込もうとする動きが生まれない。問題が発生したときにそれを役割外であっても従業員が自ら是正しようとする組織を作る。年功序列を無視して言いたいことを言える環境をつくる(お互いのリスペクトさえあればギスギスした状態にはならない)。「船人をまたず、人船を待つ」=個人と関係なしに団体は動くので、団体行動をする個人はしっかりとついていかないといけない。効率向上を現場に丸投げしていると、安全対策がなし崩し的に省略される。

  • しんさん

    なぜ歴史や他人の失敗から学ばないのか

  • tsumahiro

    組織論・経営学版の「失敗学」事例分析集。ヒューマンエラーから、危機意識の醸成不足、規則に頼りすぎの組織硬直など、3年以上サラリーマンまたは公務員で働いていたら、自分自身または同僚、勤務先で思い当たる節のあるものばかり。刊行が2006年なので、2020年現在に読むと事例が古く、まるで平成の企業やらかし歴史館みたいな構成だが、内容は示唆に富み、今読んでも価値は十分。20代のフレッシュマンには、事例が古くてピンと来ないかもしれない。著者は警察畑のキャリア官僚だが、出世よりも現場が面白くてたまらない人のようだ。

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