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ハルカの空 南アルプス山岳救助隊k-9 徳間文庫

樋口明雄

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198940157
ISBN 10 : 4198940150
Format
Books
Release Date
September/2015
Japan

Content Description

清廉な山中での、心暗くする事故。現場で活躍する個性溢れる隊員と相棒の“犬たち”を描く、本格山岳小説。

【著者紹介】
樋口明雄 : 1960年、山口県生まれ。明治学院大学法学部卒業。雑誌記者、フリーライターなどを経たのち、ライトノベル作家としてデビュー。2008年に刊行した『約束の地』(光文社)で、翌年、第27回日本冒険小説協会大賞、第12回大藪春彦賞を受賞。2013年には『ミッドナイト・ラン!』(講談社文庫)で、第2回エキナカ書店大賞を受賞。現在は南アルプスの麓、標高750メートルの寒山に暮らし、野生鳥獣の保護管理活動にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • gonta19

    2015/9/13 喜久屋書店北神戸店にて購入。 2021/5/9〜5/12 北岳の白根小池小屋に本拠地を置く、南アルプス山岳救助隊K-9シリーズ第2作。6遍の作品からなるがどれも良いが、夏実が大きく成長する、「ハルカの空」と「ビバーク」がベストか。舞台となる白根小池小屋でテント泊をしたので、非情に身近に感じる作品。続編も楽しみである。

  • サンダーバード@怪しいグルメ探検隊・隊鳥

    標高3193m南アルプスの主峰北岳。そこで活躍する山岳救助隊と救助犬の活躍を描く連作短編集。金も名誉も関係無く、時には自分の生命を危険に晒しながらも行動するプロフェッショナル達。北岳には夏と秋二度出かけた事があるが、夏は高山植物のお花畑が、秋は黄金色に輝く黄葉が美しい山である。白根御池、草すべり、大樺沢、肩の小屋、かつて歩いたコースが思い出される。美しいだけではない、一歩間違えば自然は牙をむき、死と隣り合わせの危険もある。様々な思いが駆け巡った一冊。★★★★

  • 小梅

    短編集。マナーの悪い登山者って多いんだろうな…勿論、大半は山や自然を愛する登山者なんだろうけど。 このシリーズは映像化される予定はないのかな?見てみたいな。

  • Rin

    まったくと言っていいほど運動をしない私も思わず山に登りたくなるような描写。そして、命を守るために過酷な状況でも決して諦めず仲間を、自分を信じる山岳救助隊のメンバー。今作は短編集だけど一人ひとりにスポットが当てられていて、よりメンバーを知ることができた。山を登る人、山で登山者を迎える山小屋の人々。そして救助隊のメンバーと犬たち。北岳に抱かれる人たちの物語はどれも息を飲むほどに沢山のことが伝わってくる。山でのマナーや人としてモラルも問いかけられていて、著者の山への愛もたっぷりと詰まった一冊。次も楽しみです。

  • 猿吉君

    K9シリーズ2作目、短編集でチームの活躍が楽しめます。@夏実さんがたくましくなっていて静奈さんもちょっと優しく、関さんが凄い!期待以上の成長ぶりが頼もしいい。A山岳系の小説家ならではの山の酷いマナー実態を遙香さんがたっぷり紹介、アウトドアマンとして恥ずかしいですが認識しないとです。人間が行くだけで自然破壊してまるから。B山には何があるのか、何か答えてくれるのか、深いです。点数85/100→2作目が短編なのがちょっと意外でしたが楽しめました、次作は長編アクションみたいなのですぐに読みます!

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