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Ai先生のsf小説教室 クリエイティブvibeライティング入門

樋口恭介

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794980144
ISBN 10 : 4794980140
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan

Content Description

書き始めない言い訳として、「時間がない」も「才能がない」も(LLMの前では)通用しない。
──九段理江

AIによって、SF、ミステリ、ホラー、ライトノベルなどジャンル小説の書き方は劇的に変わった。AI推進のコンサルタントであり、作家・批評家でもある著者が、作家を志す人に向けてAIを活用した小説執筆のプロセスを詳細に解説。SF短編小説『量子図書館の調律師』を執筆する全過程(アイデア、主題、キャラクター設定、プロットづくり、シーン設計からブラッシュアップまで)をさまざまなプロンプトとともに公開。ソフトウェア開発のトレンドである「Vibe Coding」の手法を小説執筆に応用したメソッドで、読み終える頃には読者自身のSF短編小説が完成している。AIによる小説執筆入門の決定版!

“創作の世界において、まさに革命的な時代が始まっています。100年前の作家たちがタイプライターの登場に目を見張り、その可能性に胸を躍らせたように、私たちは今、LLMという新たな創作メディアの黎明期に立ち会っているのです。未来の作家たちは、この時代をどのように回顧するでしょうか。おそらく、「テクノロジーと人間の創造性が、かつてない形で融合し始めた、刺激的な転換点」として記憶されるのではないでしょうか。”(「はじめに」より)

【目次】
はじめに
LLM初心者のための基礎知識
序章 Creative Vibe Writing とは
Chapter 1 5分でAI小説を書いてみよう(超速ハンズオン)
Chapter 2 Vibe設計ワークショップ
Chapter 3 キャラクターを生成する
Chapter 4 世界観を構築する
Chapter 5 プロットとシーン設計
Chapter 6 スタイル & 声のコントロール
Chapter 7 反復改良と編集術
Chapter 8 小説のブラッシュアップと完成
Chapter 8.5 AI時代の創作倫理と著作権:共創の未来を考える(特別コラム)
付録1:他ジャンルへの応用──CVWの可能性を広げる
付録2:AI共創コミュニティと未来のコラボレーション
付録3:実践トラブルシューティングガイド──AIとの対話で困ったときに
付録4:用語集と推薦リソース──CVWの旅をさらに深めるために
あとがき

【著者紹介】
樋口恭介 : 1989年生まれ。SF作家、ITコンサルタント、東京大学大学院客員准教授。岐阜県羽島市出身。早稲田大学文学部を卒業後、外資系コンサルティングファームに勤務。現在も現役コンサルタントとしてテクノロジー部門のアソシエイト・ディレクターを務め、クライアント各社のDX戦略やAI推進などを手掛ける。並行して、スタートアップ企業Anon Inc.にてCSFO(Chief Sci‐Fi Officer)を務め、情報発信・研修事業などを通じて日本国内におけるSFプロトタイピングの普及を推進。また、2017年には『構造素子』(早川書房)で第5回ハヤカワSFコンテスト大賞を受賞し、翌年同作で作家デビュー。テクノロジー、ビジネス、文芸などジャンルを問わず寄稿・講演等多数。分野の垣根を越えた言論活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よっち

    AI推進のコンサルタントで作家・批評家の著者が、AIを活用した小説執筆のプロセスを詳細に解説。「Vibe Coding」の手法を執筆に応用して、アイデア、主題、キャラクター設定、プロット、シーン設計からブラッシュアップまで、全過程を様々なプロンプトとともに公開していて、工程のつまづきポイントの原因チェック、法的社会的コンセンサスが追いついていない著作権と帰属意識、詩や短歌、俳句などの創作、脚本・シナリオ作成への応用も解説していて、これだけプロンプトを提示して対話して作り込めば確かに作れそうな気がしました。

  • shikada

    AIを相棒にした、vive codingならぬVibeライティングの方法を解説する1冊。ストーリー、キャラクター、世界観をAIと壁打ちしながら作り、改良を繰り返す。具体的なプロンプトも豊富で、SF小説以外でも使えそうなノウハウだと思う。テキストファイルの管理方法を初級(テキストやWord)、中級(googleドキュメントやNotion)、上級(GitHub)に分けて解説しているのが親切。タイトルの「AI先生の」の意味は巻末でわかる。

  • hata2

    生成AIという技術を使っているが、実際には、SF短編小説を執筆するに当たっての手法を解説した入門書だと思う。ただ、執筆される小説が、個人的には興味が湧かない内容だったので、中盤以降は斜め読みになってしまった。

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