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鳥博士と天才カラス

樋口広芳

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784829990162
ISBN 10 : 4829990163
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

『鳥博士と天才カラス』は、鳥類学者・樋口広芳博士によるじっさいのかんさつを、物語にした絵本です。じぶんで水道の栓をまわし、水を出して飲むかしこいハシボソガラスのグミと、つがいの相手のヨウジを、博士は2018年3月から4月までの約50日間、神奈川県横浜市の弘明寺公園でかんさつしました。

【著者紹介】
樋口広芳 : 1948年生まれ。東京大学大学院農学系研究科博士課程修了。農学博士。日本野鳥の会・研究センター所長、東京大学大学院教授を経て、東京大学名誉教授、慶應義塾大学訪問教授。専門は鳥類学、生態学、保全生物学。日本鳥学会元会長

おおたぐろまり : 大田黒摩利。神奈川県生まれ。イラストレーター、絵本作家。身近なフィールドで出あった生き物たち、特に野鳥を描いている。1991年度美学校細密画教場を受講、これを機に本格的にイラストを描き始める。1993年より図鑑、雑誌、パンフレットなどのイラスト制作、2004年からは絵本の挿絵や制作に携わる。日本ワイルドライフアート協会、日本野鳥の会茨城県、宍塚の自然と歴史の会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • k sato

    カラスの知能の高さには、ずる賢い印象がつきまとう。しかし、グミという雌のカラスは、人間の文明を操る頭脳を有していた。この絵本は、グミを観察した樋口博士の実話である。カラスの知能も人間のIQと同様にスペクトラムであり、カラスが一様に賢いわけではない。グミは高IQの特別なカラスだ。つがいのヨウジのために公園の水飲み場で蛇口をひねるグミ。あるときは水分補給だけの水量を、あるときは水浴び用に水量を調整できる。ところが、営巣中のグミは博士の前から姿を消した。天才グミでも、自然の驚異には太刀打ちできなかったのか。

  • にゃも

    水道の蛇口を自分でひねって水を飲むカラスの話は、当時何度も見た。滑り台をすべって遊んでいる映像もあった。カラスって本当に賢くて面白い。先日読んだ本では人の顔を認識できるとか…自分なんかハシブトカラスとハシボソカラスの違いもよーく見ないとわからないのに。でもこの本を読んで、その辺をとことこ歩いているのはハシボソの方だということがわかった。ハシブトはピョンピョンとびはねる。鳴き声も違うようだ。収穫だ。

  • ひなぎく ゆうこ

    図書館の紹介で手に取りました。 ハシブトガラス:「カァカァ」と鳴き、ぴょんぴょん跳びはね進む。 ハシボソガラス:「ガァガァ」と鳴き、とことこ歩く。 先日見かけた、パンのかけらをフェンスの影に隠してた子は、ハシボソガラスだった模様。

  • さえきかずひこ

    横浜の公園にいた自分の嘴で水道の栓をあやつるとても賢いカラスの観察記録を元にした絵物語。温かみのあるイラストも良い。

  • こまさん

    先日、うちのテラス屋根でカラスが柿を食べていてギョッとしました。で、この本を手にした訳ですが、カラスの見方が変わりますね。蛇口をひねって水を飲む!感動したところで、衝撃の展開がまっていました(><)!

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