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鳥・人・自然

樋口広芳

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784130633369
ISBN 10 : 4130633368
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

鳥たちの多様なくらし、人とのかかわり、そして生物多様性の意味、仕組、保全などについていきいきと語る。ひとりの鳥好きの少年が、さまざまな鳥や人との出合いを通して、やがて世界的な鳥類学者に成長し、世界の自然や人をつないでいく。

目次 : 第1部 鳥との一期一会(日々のくらしの中で/ 日本と世界の片隅で)/ 第2部 鳥のくらしと人のくらし(人慣れスズメ、急増中―出現の記録とその背景/ 鳥たちの貯食 ほか)/ 第3部 世界の自然をつなぐ渡り鳥(渡り鳥の衛星追跡/ 鳥の渡り衛星追跡公開プロジェクト)/ 第4部 鳥・人・自然(これまでの研究生活を振り返って/ 若き日の「恩師」、エルンスト・マイヤー ほか)

【著者紹介】
樋口広芳 : 1948年横浜市に生まれる。1970年宇都宮大学農学部卒業。1975年東京大学大学院農学系研究科博士課程修了。東京大学農学部助手、米国ミシガン大学動物学博物館客員研究員、(財)日本野鳥の会・研究センター所長、東京大学大学院農学生命科学研究科教授を経て、現在、東京大学名誉教授、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任教授、農学博士。日本鳥学会元会長、The Society for Conservation Biology Asian Section元会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ZEPPELIN

    市内でアメシロ大発生の影響か、鳥だらけの風景に心が和む今日この頃。そんなスズメやカラスといった身近な鳥の観察を続けてきた著者による文章。驚きだったのはカラスの食生活で、北海道のカラスはタケノコを食す。クルミの実を車にひかせるのは北国のカラスだけ。また、石鹸やロウソクを持ち去るというのはよく聞くけれど、何に使うのかといえば、これまた食べるのだということ。人間同様に、鳥にも地域差があり、当然ながら食性も異なる。旅に出たら、その土地のスズメやカラスの行動に注目してみるのもいいかもしれない

  • 羽毛

    感想忘れ。著者の大学教授退官に伴う研究成果振り返りと現状の追加など。一般向けに出されている著書は網羅しているはずなので復習、渡り鳥の追跡調査のその後が興味深かった。格段の機器の進歩に驚く。遠からず手のひらサイズの鳥の渡り経路も解明されるかも...それでも渡りにまつわる行動は謎だらけ...ロマンだなあ!著者が鳥への愛情を迸らせる来歴も読みどころ。美しい!愛らしい!とストレートな賛辞を惜しまないし、心底そう思っているのが伝わってくる。是非一度講演を聴いてみたい...。

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