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将門伝説の歴史 古代史

樋口州男

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784642058070
ISBN 10 : 4642058079
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

平安中期、新皇と称し坂東に王城建設を試みた平将門。敗死後の評価は叛逆者と英雄との狭間で揺れ、荒ぶる魂を鎮めるべく大手町の首塚や神田神社が築かれた。時代と地域によりさまざまに育まれた将門伝説の世界へ誘う。

目次 : 語りつがれる将門―プロローグ/ 平将門の乱と『将門記』(将門の乱勃発/ 私闘から叛逆へ/ 乱の終焉とその後)/ 伝説の中の将門―萌芽期から中世まで(異なる将門観/ 『将門記』の新皇即位記事をめぐって/ 再び、中世江戸の将門伝説)/ 近世文芸の中の将門伝説(『前太平記』にみる将門伝説/ 山東京伝が描く将門伝説/ 馬琴の考証と幕末江戸の将門伝説)/ 叛臣将門とその復権運動―明治期の将門伝説(神田神社の祭神論争/ 織田完之の将門雪冤運動)/ 将門伝説が語るもの―エピローグ

【著者紹介】
樋口州男 : 1945年生まれ、山口県出身。1976年、早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得、博士(文学)。現在、拓殖大学政経学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アメヲトコ

    平将門はいかに受容されてきたのか。その歴史的実像の検討から、中世・近世・近代におけるイメージの変容を検討した一冊。文章は超悪文で読みづらいですが、将門という存在を軸に東日本の様々な物語世界が絡まっていくさまはとても面白い。

  • スプリント

    時代により様々な評価をされ現代も祀られている平将門の伝説について紐解いています。同時期に反乱を起こした藤原純友との関連についても考察されています。

  • 紗窓ともえ

    天慶の乱についての資料として、参考になりました。

  • 鬼山とんぼ

    私自身、実家が将門の史跡の多い印旛郡であり、通った高校が将門を鎮圧するために勧請された成田山新勝寺の経営する成田だったという屈折した立場という興味から手に取った。江戸期に判官びいきの民衆感情から神格化された一方、明治期に天皇に弓を引いたという理由で弾圧された経緯がよく理解できた。ただ文章は繰り返しが多くてくどく、内容の割りにスムーズに読めなかった。

  • Ishida the Brain Damaged

    平将門の詳伝から、後世で祀られた後の毀誉褒貶など。彼が祭られている神田明神は今や『ラブライブ!』で有名で、それについて「こんなオタクコンテンツで有名になるのは冒涜なんじゃ」みたいな言い方する人がいるが、こんだけの来歴の人であれば、この程度は全然ウェルカムなんじゃないかと思った。首塚のエピソードと比較するに全然OKなんじゃない?

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