Books

実相寺昭雄 才気の伽藍 鬼才映画監督の生涯と作品

樋口尚文

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865980240
ISBN 10 : 4865980245
Format
Books
Release Date
December/2016
Japan

Content Description

目次 : ■総門: 「光学」と「電送」の租界で魔笛を鳴らす男 / ■山門: 幼少期・青春期 / ■回廊: テレビドラマ・テレビ映画 / ■仏殿: 映画作品 / ■法堂: ビデオ作品・TVコマーシャル / ■鐘楼: 音楽作品 / ■禅堂: 小説・随筆 / ■後餓鬼: 終章にかえて / ■大庫裏: 実相寺昭雄 主要作品リスト

【著者紹介】
樋口尚文 : 1962年生まれ。映画評論家、映画監督。私立芝高校時代から早稲田大学政治経済学部在学中にかけて監督した自主映画が大島渚、大林宣彦らに激賞され、ぴあフィルムフェスティバル(PFF)ほか数々の賞を受賞し、イメージ・フォーラム主催のダゲレオ映画評論賞にも入賞。1985年に処女評論集を刊行し映画評論家デビュー。文化庁芸術祭、芸術選奨、キネマ旬報ベスト・テン、毎日映画コンクール、日本映画プロフェッショナル大賞、日本民間放送連盟賞、藤本賞などの審査員を委嘱される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • keroppi

    実相寺昭雄さんを様々な仕事から俯瞰する。ウルトラマンの頃、怪獣のデザインに失望していながら、ウルトラマン作者の代表のようになっていき、晩年、オペラ「魔笛」にまで怪獣を登場させてしまったということを知り、「ウルトラ怪獣幻画館」を見る目が変わってきた。実に多彩な仕事振りながら、自分流を貫く姿勢に、さらなる魅力を感じた。数多くの貴重な写真に目を見張り、今まで知り得なかった実相寺さんの実像に触れたような気がした。

  • kei-zu

    マンガ「フジアキコ物語〜ウルトラマン撮影秘話」(長谷川光司)で、実相寺監督は、背の高い怪しげな人物として登場していました。 「ウルトラマン」「ウルトラセブン」をテレビで見る僕ら少年にとって、実相寺昭雄監督は、確かに「怪人」でした。 映画「帝都物語」を手がける一方、官能小説やAVに手を伸ばす姿勢に当時は首を傾げましたっけ。本書は、いずれも実相寺監督の中では不可分であったと分析しています。 角度を変えると違う輝きを示すような多才ぶりは、まさしく監督自身のカメラワークを思わせます。

  • 金北山の麓に生まれ育って

    【労作です】テレビ以外の映像作品は追ってきてたが著作CMオペラ演出は知らず?!でした、徹底的な調査書です。ウルトラセブン経由で怪奇大作戦が創作力のピークだったと実相寺氏自身も振り返ってコメントしていたんですね、印象的でした。縦横幅と広範過ぎる活動、有り余る才能と掴みどころがなかった。誰でも幼年少年・壮年中年・初老老年と違ってるし矛盾や異相を混在させて生きててその人の一生を一言なり一相で表せるわけないんだなぁと今更ですが思いました。闇を抱えた表現者でなくディレッタントだった事だけは確かだと思った育ち良いし

  • Y.C.STUPID

    労作。資料写真の撮り方に、章立ての工夫に、いちいち込み上げる嬉しい気持ち。

  • hirokazu

    2006年11月29日、実相寺昭雄氏逝去。69歳。特撮ファンの一部からは神格化された存在である同氏の没後10年に際し、出版された研究本。「いくつもの伽藍の配置からなる実相寺という寺に見立てて章立てする」という発想に感心した。この本と2014年に出た「別冊映画秘宝 実相寺昭雄研究読本」の2冊が以降の実相寺研究のテキストとなるのだろう。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items