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妖奇庵夜話 顔のない鵺 角川ホラー文庫

榎田ユウリ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041091258
ISBN 10 : 404109125X
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2020
Japan

Content Description

「御指を、いただきたく存じます」
洗足伊織(せんぞくいおり)のもとに現れた老婦人は、
妖人《鬼指(おにゆび)》と名乗る。
刃を手に、指をくれと迫りながらも、彼女はひどく怯えていた。
他にも《シシン》、《天邪鬼》と、存在しないはずの妖人たちが伊織に近づく。
青目の関わりを察した伊織は、
家令・夷(えびす)にある指示を下す。
一方、刑事の脇坂(わきさか)は『麒麟の光』事件の真相を追う。
そこには正体不明の《鵺(ぬえ)》の気配が潜み……。
本当に悪い奴は、誰なのか。
妖人探偵小説第8弾。

【著者紹介】
榎田ユウリ : 東京都出身。榎田尤利名義でも著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • モルク

    シリーズ第8弾。妖人「鬼指」を名乗る老女が伊織の指をくれとやって来た。その他「シシン」「天邪鬼」と名乗り腕、耳を欲する者も。しかしその名の妖人は存在しない。またも青目の仕業か。やつの狙っているものは…。前巻から登場する伊織、青目の実父、やることが青目そっくり。青目は父に似たのか、父の教育のたまものか。伊織の苦しみを見たいがため彼の大切なもの、夷、マメに攻撃が…。さらに脇坂も…大丈夫か脇坂。この先も目が離せない。なにっ!次巻が最終巻ですって⁉

  • りゅう☆

    伊織が危ない。鉈で襲われたり、指が欲しいと老婆にお願いされたり。絶対青目が絡んでるのは分かってるけど、なんなの、この接触は?鵺について訪ねた脇坂は伊織の逆鱗に触れ出禁に。またひろむは<天邪鬼>という女の子と接触。青目に狙われた男性を助けるために夷が向かう。夷ピンチ!青目、強すぎるよ。そしてまた犠牲者が…。警察の犬って誰?今までの青目の犠牲者との繋がりありで奥深い。出禁脇坂なのでホッコリ場面少なし。いよいよ伊織はあいつと…。伊織が危ない(2度目)。そして怒涛のラスト。ちょ、ちょっと…大丈夫?絶対死なないで!

  • シリーズ8作目。「御指をいただきたく存じます」存在しない妖人を名乗って、伊織の身体の一部を狙う者たち。彼らを裏で操っているのは、鵺。その正体は早々に見当がつくけれど、敵として対峙するには青目よりも癖があって、手強そう。鵺は伊織をどうしたいんだろう。終わりが近いのだとは思うけれど、展開がどんどんシリアスになっていくのが辛い。白菜云々のやりとりをしていたような和やかな妖g庵が早く戻ってくることを祈らずにはいられない。できれば、青目も救われますように。青目が伊織を助けてくれないかなと思ってしまうのは甘いのかな。

  • 眠る山猫屋

    鵺≠ェひしひしと近づいてくる。青目を「作り上げた」人物だけあって、容赦という概念が無い。嫌がらせだけの為にこれだけの惨劇を仕掛けてくるとは・・・。物語は終盤に向けてのプレリュードといった感じ。

  • 本詠み人

    《鬼指》《士真》《天邪鬼》存在しないはずの妖人が伊織を襲う…緊迫の第8弾。それらの背後にいる者は…。見えない、身に絡まる糸。まみえることはあるのか。脇坂、伊織は…🔥ここで終わるなんて酷い😭

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