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妖奇庵夜話 人魚を喰らう者 角川ホラー文庫

榎田ユウリ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041013298
ISBN 10 : 4041013291
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2014
Japan

Content Description

都内某所にひっそりと佇む茶屋『妖〓(き)庵』。その主、洗足伊織は目を見張る美貌の持ち主だが、非常に偏屈な毒舌家でもある。『人間』と『妖人』を見分ける能力を持つ伊織のもとへ、正月早々、警視庁の新米刑事・脇坂がやってくる。『人魚』として妖人の登録をされている女性が、誘拐されたというのだ。人魚の肉は不老長寿の妙薬―?人魚を巡る過去と現在の事件が交錯するとき、あの男の影が…。人気作第3弾、文庫書き下ろし!

【著者紹介】
榎田ユウリ : 東京都出身。おもにライトノベルにて活躍。榎田尤利名義でも著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • うにねこ

    「妖奇庵夜話」シリーズ三作目。 読むのが勿体なくてしばらく寝かせていたのですが、やはりとても面白かったです。 今回は『人魚』として妖人登録されている女性が誘拐されるというのがメインのお話ですが、少し切なくて恐ろしくもあり、合間にあるほのぼのした世界観はとても良かったです。 ラストの洗足さんの衝撃の一言に、この先の展開が気になって気になって…早く次が読みたい! 書き下ろしのコミックペーパーも面白くて癒やされました。 そして今回のお気に入りは、カフェで注文をする鱗田さんでした( ´艸`)

  • モルク

    人間と妖人の見分けのできる洗足伊織シリーズ第3弾。人魚として妖人登録されている女性の誘拐事件が発生する。昔から人魚の肉を食すと不老不死となるといわれる。その目的のための誘拐か。今回はY対の新米刑事女子力の強い脇坂の活躍がみられる。少しずつ成長していく姿も。その脇坂に送られてくるメールの山。次第に狂気を帯びてきて、一番怖いのは人間だと知らされる。そして今回もあのにくいやつ青目が操る。伊織に執着する青目、最後に衝撃の事実が!これはもう、次に行くしかないでしょう。

  • ううち

    伝説の人魚と妖人の人魚の違いとか面白かったです。今回はお気に入りのウロさんが活躍してくれて嬉しい!食事風景はいつも和やかで美味しそう。そして最後の妖g庵でのピリリとした空気感がよかったです。この絶妙なバランスが好きです。最後の伊織先生のセリフが衝撃的でした!次作が待ち遠しいな。

  • ゆんこ姐さん@文豪かぶれなう

    難しい本を読んだ後はサクッと読みやすいライトノベルを。妖の者、妖人のいる世界で、サトリ(相手がどんな妖人であるかを見抜く能力)の伊織、眷属の管狐、刑事の脇坂、鱗田が人魚伝説に絡む殺人誘拐事件に挑む、シリーズ三巻。 前作よりも綿密にストーリーや謎解きが捻られ、進歩しているのを感じる。伊織と夷、脇坂の掛け合いも面白いし、じわじわと謎が解けて行くのもライトノベルながら読み応えがあった。伊織と、彼を追い詰める鬼の青目との関係も明らかになり、徐々にシリーズ全体を包む謎も明かされて行くのだろう。続きも楽しみだ。

  • りゅう☆

    妖人≪人魚≫を食べたら不老不死に。そんな噂が広まり起こった殺人事件を追うY対脇坂は今回は妖怪≪あけおめウスラバカ≫って笑。人魚だと言われてる水希が誘拐され命が危ない。竜女島で人魚について調べてる青年は誰なのか?婚活パーティで水希と仲良かった看護師の加南から情報得るためモテてると浮足立ってる脇坂って大丈夫かしら?そして伊織により新たに妖人≪犬神≫だと分かった甲藤が伊織の弟子になろうと奮闘するけどイラつく。42年前に海女が溺死?ひろちゃんに真相を話したのは?目まぐるしく変わる様々なシーンが一つに繋がった時→

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