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ISBN 10 : 4642046852
Content Description
朝貢体制という国際秩序に参入した古代日本は、その中心である隋唐をはじめ、朝鮮半島、渤海などの周辺諸国とどのような関係を築いたのか。遣隋使・遣唐使や来日外国使節の外交、先進文化である礼制・仏教・律令制の伝来と受容、唐人との交流など、主に日中関係から分析。東アジア文化圏という視座から東部ユーラシア論に一石を投じる注目の書。
目次 : 序章 本書の視角と構成/ 第1部 朝貢体制と古代日本の国際関係(隋唐朝の朝貢体制の構造と展開/ 遣唐使の役割と変質/ 外国使節の来航/ 東アジア世界の変貌と鞠智城―国際環境から見た九世紀以降の鞠智城/ 『隋書』倭人伝について)/ 第2部 礼制・仏教・律令制の伝来・受容(推古朝の迎賓儀礼の再検討/ 『江都集礼』の編纂と意義・影響/ 日本古代における仏典の将来について/ 「東アジア世界」における日本律令)/ 第3部 人物の交流(来日した唐人たち/ 劉徳高に関する基礎的考察/ 陸善経の著作とその日本伝来/ 異言語接触。通訳・翻訳)/ 終章 本書の成果と課題
【著者紹介】
榎本淳一 : 1958年秋田県に生まれる。現在、大正大学特遇教授・博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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