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ワルキューレ 巡査長真行寺弘道 中公文庫

榎本憲男

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122067233
ISBN 10 : 4122067235
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

モデル事務所に所属していた十七歳の少女・麻倉瞳が誘拐された。五十代ながら捜査一課ヒラ刑事の変わり種・真行寺弘道は、評論家デボラ・ヨハンソンの秘書を務める瞳の母に接触。鑑取りの結果、誘拐犯の標的はデボラであり、その要求が前代未聞のものであることがわかったが―。最注目の警察小説シリーズ、待望の第三弾!

【著者紹介】
榎本憲男 : 1959年和歌山県生まれ。大学卒業後、西武セゾングループの文化事業部、その後東京テアトルにて映画事業に携わる。劇場支配人、番組編成担当、プロデューサー等を務め、退社。2011年、監督デビュー作『見えないほどの遠くの空を』が公開されるとともに、同作の小説を執筆。16年『エアー2・0』が大藪春彦賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 真行寺さんシリーズ3作目も面白いです。良くテーマを思いつくもんですね、作家さんスゴイ。前作のラストの彼は、退院されたと!てっきりお亡くなりになったと思ってましたよ(^^;

  • mittsko

    真行寺シリーズ第三弾! 今回も安定の面白さ…(*´ω`*) ハラハラドキドキを楽しんで、時代が抱えこんだ深刻な「矛盾」のあり様を見せつけられ、人間と社会と歴史の定義までグラリぐらつかせられる… 得がたい娯楽小説ですね。今回真行寺が巻き込まれるのは、フェミニズムからLGBTQ、身体障がい、そして生殖医療までを貫く「陰謀」だ。さて謎はどのように解明され、問題はどのように解決されるのか、されないのか… 心して、そして素直に愉しんで読むべし!

  • みきりん

    今回も面白かった。ところどころにパロディのようなものがあって笑えた。続編がある事を期待します。

  • ガブリエル

    巡査長真行寺弘道シリーズ第三弾。今回のテーマはフェミニズム。過激なフェミニスト評論家と真行寺との直接対決は真行寺の完敗となったものの、今回は彼の考えに共感。生殖医療に人間が、科学がどこまで手を加えていいのかという問題。法ではなく倫理の問題となると途端に曖昧になる。難しい。このシリーズで個人的に好きなのは水野課長と真行寺のやり取り。異端の真行寺の実力をかって登用し自由に単独行動をさせる彼女の度量と、そんな彼女を尊重し期待を裏切らない真行寺の姿。なかなかいい関係性。恋愛に発展することは、、、ないか。

  • hiyu

    フェミニズムの論客である女性の娘の誘拐から始まる。音楽の話など少々以上についていけないところがあるのだが、とにかく盛りだくさん。人とは性とは何か等々。しかし、決して不快なものではなく、むしろ頭を捻らせてくれるところが気持ち良い。

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