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エアー3.0

榎本憲男

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784093867382
ISBN 10 : 4093867380
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

つながれ、ユーラシア!資本主義をバージョンアップせよ!市場の「空気」までも読み取り、国家予算に匹敵するビッグマネーを生み出す人工知能「エアー」。唯一の認証権を持ち、福島の帰還困難区域にデジタル通貨「カンロ」を流通させ特別自治区を実現させた男が、カナダ、中国、ロシアへと飛んで、世界の再編を目指す。一気読み必至の痛快経済アクション小説。

【著者紹介】
榎本憲男 : 小説家。和歌山県出身。映画会社に勤務後、福島の帰還困難区域に経済自由圏を建設する近未来小説『エアー2.0』(小学館)でデビュー、大藪春彦賞候補となる。以後、エンターテインメント性あふれるストーリーに思索的考察を加えた異色の小説を発表。最新作『サイケデリック・マウンテン』(早川書房)は、「オール讀物」(文藝春秋)が主催する第1回「ミステリー通書店員が選ぶ大人の推理小説大賞」にノミネートされる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • りんご

    わああ!続きはないのか!?すごい!ざっくざっくお金を生み出し続けるエアー3.0。「もし愛がなければ、わたしは無に等しい。」やさしさが必要だとまほろば代表中谷は繰り返す。政治のパワーゲームのようでもあり、宗教のような語りもあるが、私には無茶苦茶面白かった。お金があるからできる事でしょ?だけじゃないよね。お金を持った上でお金でできない事を行う。幼稚でおめでたいと言われようとも、自分の感性できちんと世界を見て判断しないと。今の世界をもっと知ろうとせねば。脊髄がしびれたねー。

  • もえたく

    『エアー2.0』から数年後、復活した市場予測するエアーは、莫大な資金を生み出し日本経済を超え、世界の経済へも影響を与えていた。エアーを唯一稼働させる事ができる中谷は、カナダ、中国、ロシアへ、その資金力を持って「やさしさ」を伝承しに渡るが…。現実世界と絶妙にリンクさせ、その裏側と近未来を描き、難解な部分もありますが、ワクワクドキドキさせられっぱなしの経済エンタメでした。読み終わると、もっと学ばなければという気分にもさせられます。また何年後かに続編をお願いしたい。

  • キタ

    前作エアー2.0をたまたま購入して一気読みしてから待ちに待った次回作エアー3.0。 やっぱり躍動感がすごくて爽快で面白い。 前作同様、自分自身と主人公が並走して「この新しい世界」を発見していく疾走感はやっぱり面白い。 ある意味、今の日本を暗示しているし、これからの日本を予見しているようで、そう機体も含めて。 村上龍の「愛と幻想のファシズム」と主人公のモデルになった方が書いた「原始思考法」が好きな人にはおすすめ。嫌いな人には、合わない本だと思うけど、みなさんどう思いますか?次回作があるのか?

  • koo

     まさか出るとは思わなかったエアー2.0の続編。冒頭にダイジェストの説明はあるものの前作再読は必須でした(笑)今作は世界が舞台で人工知能エアーの存在下での現代の民主主義、資本主義に挑戦する政治、経済小説の趣きが強く前作同様非現実的なとんでも本ながらエンタメ性は薄れています。リーダビリティは高いですが実質政治家と化した主人公中谷の言動、あまり人間ドラマがないストーリー展開が楽しめるかは読者次第だと思います。作者の政治思想が反映された内容だと思いますが前作の様なわかりやすいストーリーの方が好きですね。

  • turtle

    人工知能、デジタル通貨、エネルギー問題、ウイグル、ウクライナ情勢など盛り沢山の地球人規模の課題に取り組んだ壮大なストーリー、よくぞここまで、と感服する他ない作品。続きが気になりすぎます。

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