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日経プレミア キャリアは、言い訳。

榎本博明

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784532261825
ISBN 10 : 4532261821
Format
Books
Release Date
November/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

やりたいことが見つからないから、と就職を先送りする大学生、目の前の仕事はほどほどなのにキャリアプラン作成とスキルアップには余念がない若手社員…。数々の教育現場を知る著者が、巷に溢れる「やりたいこと」難民とその背景にあるキャリアデザイン教育の過熱に警鐘を鳴らし、10年後が見えない時代を生き抜くための新たな働き方の軸を提案する。

目次 : プロローグ 「やりたい仕事」で生きづらくなる人々/ 第1章 「やりたい仕事」病の実態/ 第2章 適職は考えてもムダである/ 第3章 新入社員の背景にある無茶振りキャリア教育/ 第4章 就職先は、どこでもいい/ 第5章 心理学的に考える10年後の働き方/ 第6章 「将来を考えない」という戦略

【著者紹介】
榎本博明 : 心理学博士。1955年東京生まれ。東京大学教育心理学科卒業。東芝市場調査課勤務の後、東京都立大学大学院心理学専攻博士課程中退。川村短期大学講師、大阪大学大学院助教授、名城大学大学院教授等を経て、現在MP人間科学研究所代表。心理学をベースにした企業研修や教育講演を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hatayan

    「自己分析」「キャリアパス」の考え方に疑義を呈する一冊。 未来は予測困難で、やりたい仕事が初めから与えられることなど稀。だからこそ、目の前の仕事に真剣に打ち込む経験を積み重ねて、仕事への適性や自信を獲得していく。 将来像にとらわれる必要はなく、「今、このとき」が大切だと意識するために「何をやるか(目標)」より「どうやるか(プロセス)」にこだわる。自分に暗示をかけて「仕事を好きになるふり」をする効果は侮れない。 一見不本意に思える事実でも前向きに捉え、粘り強く進んでいく能力が組織人には求められているのです。

  • テツ

    自身のキャリアの積み重ねや意識の高い系のお仕事の内容について綿密に予定を立てたって(そのくせに夢見がちだったり実現困難だったりするんだよな)未来なんてどうなるのかは誰にもわからない。「やりたい仕事」について考えているせいで、とりあえず目の前にある「やらなければならない仕事」も満足に熟せないなんてお粗末すぎるよな。というかそもそも別に万人が仕事に対してやりがいや生きがい、アイデンティティを見出す必要なんてないのだ。誰かの姿勢を真似するのではなく、自分自身の望む仕事の仕方を探していこう。

  • uD

    榎本さんの本の割にはやや冗長な印象だった。しかし趣旨として言わんたることはよくわかる。「やりたいこと」や「キャリアデザイン」に縛られすぎるがあまり目の前の仕事に集中できないのは本末転倒だよ、こだわることで失うものもあるんだよというのが本書の主張である。考えるよりも動くことで「できること」が増える、それにより「やりたいこと」も変わる。移ろいやすい「やりたいこと」ではなく、確実性の高い「できること」を重要視する考え方は林修先生と似ているような。「仕事が面白いフリ」と「自分が外交的なフリ」は明日から実践しよう。

  • melon

    好きなことを考えることのばかばかしさ。やりたいこと志向からの脱却。キャリアはあとからついてくる。

  • HIRONORI.UCHIDA

    キャリアデザイン云々を考えても、その通りに進むわけはないし、進んだとしても自分が思い描いていたものになるかわからないから、そんなことよりは目の前のことに集中しよう! というテーマ的なものはかなり理解できたのだけれど、そのほかのページで説明されていることがいまいちわからない感じだった。 この中で一番いいなって思ったのが、イチローの言葉を引用した説明かな。 引用されていたイチローの本を買って読みたいなと思う。

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