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他人を「引きずり落とす」のに必死な人 Sb新書

榎本博明

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784797386417
ISBN 10 : 479738641X
Format
Books
Release Date
September/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

知らないうちに被害に遭う、組織の病理――

気を付けてください。
できない人に親切にしてはいけません--。

あなたも身に覚えがありませんか?
「人の不幸は蜜の味」という病

心理学の第一人者が斬る! あなたの周囲の異常な嫉妬と身の守り方

第1章 知らぬ間に「引きずり落とされる」

他人の不幸を喜ばずにいられない人たち
ツイッターの社内のゴシップを拡散
泥沼の離婚と炎上ネタを毎日追いかける
「有名デザイナー」の粗探しが喜びに
「妊娠マーク」を狙って腹を蹴る女性
ママ友から公開追放される
社長賞をとった途端に、うつに

第2章 人は不幸が大好きな生き物

なぜ、引きずり落とそうとするのか
「正義」を心から信奉する潔癖主義
SNSに書き込まないと気が済まない
鉄槌の記事をシェアする
普段はおとなしい仮面をかぶる
「説明責任」という安全地帯からの攻撃
「正論」と批判の区別がつかない人


第3章 組織に巣食う「横並び」の病理

なぜ「組織」に現れるのか
日本人に根付く「横並び」思想
ムラ社会マインドという組織の病理
不寛容を生む、心理
もっとも危険な年齢は?
360度評価という逃げ場のなさが「引きずり落とす人」をつくる
派閥をつくって、敵・味方を決める


第4章 病理を助長する「群れ」と「つながり」信仰

「空気を読む若者」が助長する
とにかくつながりたがる「自分がない」人
「成功者のネガティブは、安心につながる」
「あなたのために」という免罪符
アドバイスにみせかけた暴言に気をつけよ
「あいつは使えない」に込められた閉じた感情
扇動される弱気上司
「引きずり落とされたくない」が生む保身


第5章 狙われてしまったらどうするか―自分の守り方

狙われやすい人の条件
知らないところでの誹謗中傷
火消しは逆効果
自信がない人ほど「自分のせい」だと抱え込む
たたいて構わない人」にならない心得
狙われていると感じたら
距離をとりつつ、「孤独」と思われない

"第1章 知らぬ間に「引きずり落とされる」

他人の不幸を喜ばずにいられない人たち
ツイッターの社内のゴシップを拡散
泥沼の離婚と炎上ネタを毎日追いかける
「有名デザイナー」の粗探しが喜びに
「妊娠マーク」を狙って腹を蹴る女性
ママ友から公開追放される
社長賞をとった途端に、うつに

第2章 人は不幸が大好きな生き物

なぜ、引きずり落とそうとするのか
「正義」を心から信奉する潔癖主義
SNSに書き込まないと気が済まない
鉄槌の記事をシェアする
普段はおとなしい仮面をかぶる
「説明責任」という安全地帯からの攻撃
「正論」と批判の区別がつかない人


第3章 組織に巣食う「横並び」の病理

なぜ「組織」に現れるのか
日本人に根付く「横並び」思想
ムラ社会マインドという組織の病理
不寛容を生む、心理
もっとも危険な年齢は?
360度評価という逃げ場のなさが「引きずり落とす人」をつくる
派閥をつくって、敵・味方を決める


第4章 病理を助長する「群れ」と「つながり」信仰

「空気を読む若者」が助長する
とにかくつながりたがる「自分がない」人
「成功者のネガティブは、安心につながる」
「あなたのために」という免罪符
アドバイスにみせかけた暴言に気をつけよ
「あいつは使えない」に込められた閉じた感情
扇動される弱気上司
「引きずり落とされたくない」が生む保身


第5章 狙われてしまったらどうするか―自分の守り方

狙われやすい人の条件
知らないところでの誹謗中傷
火消しは逆効果
自信がない人ほど「自分のせい」だと抱え込む
たたいて構わない人」にならない心得
狙われていると感じたら
距離をとりつつ、「孤独」と思われない

【著者紹介】
榎本博明 : 心理学博士。1955年東京生まれ。東京大学教育心理学科卒業。東芝市場調査課勤務の後、東京都立大学大学院心理学専攻博士課程中退。川村短期大学講師、カリフォルニア大学客員研究員、大阪大学大学院助教授等を経て、現在はMP人間科学研究所代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 雪風のねこ@(=´ω`=)

    成程。日本的な横並び主義だからこそ優れた者に嫉妬し、劣った者に優越感を得るのだろう。加えて困った者を見捨てて置けない気風も有るのだろう。悪しき習慣でもあるが良い部分でもある。しかし国際化が進む中では根本的な考え方を変えるべきだろう。劣等感は成長の源だ(アドラー)自己の成長の為には劣等感と正しく向き合わなければならない。間違えてはいけないのは、他人も等しく劣等感を持っているという事である。

  • kei302

    「関係性攻撃」あぁぁ…。こう呼ぶのか。人間関係を悪意で操作する。当人は悪意とは思っていないだろうけど。「見下され不安」からの行動だったのか。なるほど。アドラー「自分を大きく見せようという動きの中に 劣等コンプレックスをみることができる」。モヤモヤする気持ちを言語化してもらうとスッキリする。

  • レモン

    〇〇な人、という本を続けて何冊か読んでみる。この間読んだ『プライドが高くて迷惑な人』かと思っていた年下同僚ちゃんはこのタイプだった。最初のチェックリストの該当項目の多さにびっくり。自覚はなくとも引きずりおろそうとされていたのか。見下したかったが近いかな。人の言ったことを何でも悪意に解釈する認知の歪み(敵意帰属バイアス)があり、何を言っても聞く耳を持たないなど頷けることばかり。他人に対して羨ましいとか凄いと思うことはあっても、「ずるい」とは思わない。『プライド〜』同様、厄介な人物とは距離を置くしかなさそう。

  • ❧nao❧

    図書館で凄いタイトルを見つけ、思わず借りてしまいました。「敵意帰属バイアス」他者の言動を悪く、否定的に解釈するゆがんだ認知傾向。たまにひどく攻撃的な人に出会いますが、そういう認知傾向なのね、と思うといいようです。自信ないけど。

  • Ryo

    冒頭に読んでいること他人に知られるなと書いて有るのが衝撃的。 日本ならではの横並び礼賛と、本人の自信の無さの掛け合わせで起きる「引きずり下ろし」の心理的背景を描く。 最近は高圧的な人間=自信の無い人と言うのが大分認知されてきた様に感じるが、妙にへりくだる人間も自信がなく危険らしい。 社会構造が変わって能力の優劣が社会的に認められつつある昨今に於いて、差をつけない日本の教育は「引きずり下ろし」を増長して行くものと思われる。 何を読んでも強調される適切な自尊心の重要性。 欠ける事のない様に心掛けたい。

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