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すべてのマンションは廃墟になる イースト新書

榊淳司

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784781651132
ISBN 10 : 4781651135
Format
Books
Release Date
February/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
榊淳司 ,  

Content Description

ほとんどの人が、「一生住むこと」を前提に家を買っている。そのために何千万円というお金を借りる。だが、じつはほとんどの分譲マンションは、廃墟化への時限爆弾を抱えている。その理由は、現在のマンションにおける所有形態、つまり区分所有制度にある。この制度には決定的な欠陥があり、これを改めない限り、すべてのマンションは廃墟化へと突き進むことになる。「終の棲家」であるはずのマンションは、どのように廃墟化してしまうのか?廃墟化を防ぐ手立てはないのか?住宅ジャーナスリトがその危機的現実と解決策を提示する。

目次 : 第1章 マンションが粗大ゴミになってしまった/ 第2章 三五年ローンで手に入るのは廃墟化マンション?/ 第3章 あなたのマンションは何年もつのか?/ 第4章 管理組合がマンションを廃墟化させる/ 第5章 管理組合が果たすべき役割/ 第6章 なぜマンションは建て替えられないのか/ 第7章 穴だらけの区分所有法/ 第8章 マンション廃墟化を食い止めるために/ 第9章 廃墟化が見えたマンションから逃げ出す方法

【著者紹介】
榊淳司 : 住宅ジャーナリスト。1962年京都府生まれ。同志社大学法学部および慶應義塾大学文学部卒業。1980年代後半からマンションの広告制作や販売戦略立案などを手がける。現在は、一般ユーザーを対象にした住宅購入セミナーを開催するほか、新聞や雑誌などに多くの記事を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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マンションは誰のもの?マンションは完全に...

投稿日:2021/06/19 (土)

マンションは誰のもの?マンションは完全に自分のものではなくあくまで「区分所有者」として所有しているにすぎない、その現実を理解している人がどれくらいいるのでしょうか?

watatak さん | 兵庫県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • mazda

    過去に何度か住宅購入を検討したことがありますが、最終的には躊躇しました。この本を読んで、改めてその時の判断が自分にとって正しかったことを再確認した感じです。どんな仕事をしていても、リストラされたり働き続けることが困難になることも想定されるのに、どうして35年もローンが組めるのだろうか、と思うと怖くなります。日本はリコースローンが主流なので、競売にかけても不足分は負債として残りますので、収入はないのにローンが残る、という最悪の状況も考えられます。区分所有法だけでも何とか改定できないのかな…?

  • 糜竺(びじく)

    マンション買おうと思う人は、その前に絶体に読んでおいた方がいいと思った。

  • 遊未

    本当に買った時点で「時計」が動き始めると思います。管理組合に「標準管理規約」「区分所有法」問題山積。この本の内容が少しでも実行、現実となれば、間違いなく寿命は延びると思います。が、それがどれほど困難なことか。気が遠くなる思いがします。

  • ゆっぴー

    管理組合について、マンション売却の際に再読したい。

  • だまし売りNo

    マンションは最初から解体コストを積み立てることを主張する。これは正しい。外壁落下などで近隣住民に迷惑を及ぼしても責任が取れない体制が現在の売ったら売りっぱなしのマンションである。解体コストを踏まえても経済的に成り立つか評価することは、空き家が増えている時代にマンションを新築することの合理性の評価になる。

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