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戦後70年、日本はこのまま没落するのか 豊かなゼロ成長の時代へ

榊原英資

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784023314184
ISBN 10 : 4023314188
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

いまだに日本の「戦後」は終わっていない。いまこそ「占領レジーム」を脱却せよ!
「日本国憲法制定」「財閥解体」「農地改革」などを経て、戦後の占領下につくられた日本の政治・経済システムを総点検。元財務官で「ミスター円」の著者が、資本主義の限界を超えて日本が進むべき道を提示する。

【著者紹介】
榊原英資 : 1941年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業。大蔵省入省後、米ミシガン大学で経済学博士号取得。IMF(国際通貨基金)エコノミスト、ハーバード大学客員准教授、大蔵省国際金融局長、同財務官を歴任。「ミスター円」と呼ばれ、為替・金融制度改革に尽力。慶應義塾大学教授、早稲田大学教授を経て、青山学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • メタボン

    ☆☆☆ 経済書かと思いきや歴史書だった。題名にだまされた。それでも戦後日本の大蔵省、政府、歴代総理の歴史がコンパクトにまとまってわかりやすかったので、まあためにはなったと思う。ただ「豊かなゼロ成長の時代」に向かって、日本は何をすべきかという論点を深めてほしかった。

  • サトル

    本のタイトルにひかれて、更に著者は「ミスター円」と呼ばれ、かつてマスコミを賑わした論客だから、期待して読んでみたものの、とんだ見かけ倒しだった。序章と終章を読めば事足りる内容で、著名人や識者の引用文がやたらに多いし、データは何度も使いまわし、バブル崩壊後は「失われた20年」などでは決してなくと云う念仏を繰り返しながら、仕舞いにはイギリスの百年戦争や江戸時代の鎖国まで飛び出してくる。まさに屋上屋を重ねて、実体がまるで見えてこないが、ただひとつ教わった。戦後70年、日本は成熟国家になってきたと云うことだ。

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