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ISBN 10 : 443422512X
Content Description
日本はいかに「外圧」と対峙してきたのか。超大国・米国の思惑と、日本の外交戦略―大戦後の日米の経済交渉史をひも解くと見えてくる、日本と米国のせめぎ合い。そこに戦後史の真実を発見!
目次 : 戦後日本の形を決めたアメリカの占領政策とは/ 日本独立、変動相場制に至る日米交渉の内幕/ オイルショックへの世界と日本の対応/ 戦後初、日米二国間の経済交渉がもたらした自由化への波/ 市場介入に舵を切ったアメリカとのプラザ合意、ルーブル合意/ 日本の構造改革を要求しはじめたアメリカとのせめぎ合い/ 最後まで日本の首相が「ノー」と言った日米包括協議/ 円高・ドル安是正へ向けた日米協調介入の舞台裏/ アジア通貨危機における「IMF・アメリカ」対「日本」のかけひき/ アジア通貨基金構想をめぐるアメリカとの攻防/ イラク戦争から異次元緩和まで、円ドルレートに対する日米の動き/ 独立国・日本の「在日米軍」という矛盾/ アメリカの変質と新しい日米関係をつくるチャンス
【著者紹介】
榊原英資 : 1941年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業後、大蔵省に入省。ミシガン大学で経済学博士号取得。IMFエコノミスト、ハーバード大学客員准教授、大蔵省国際金融局長、同財務官を歴任する。1999年退官後、慶應義塾大学教授、早稲田大学教授を経て、青山学院大学特別招聘教授、財団法人インド経済研究所理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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