「第9号」ということで、高橋敏郎氏によるベートーヴェンの「第9」ディスコグラフィを掲載、付録CDにはこれが世界初CD化になる、入手が大変困難な1920年代前半の「第9」全楽章録音が収録されています。 その他、メディアへの露出が少ない北欧の巨匠パーヴォ・ベル グルンドへのインタビュー、SACD試聴記などを掲載。
■特製CD
『世界で最初に行なわれた幻の第9 ワイスマン&メーリケ』
これが世界初のCD復刻!
音源と演奏者に関する貴重なドキュメントを含む、河合修一郎氏による詳細解説を掲載。ジャケット、ライナーノートつき。
<収録曲目>
・ベートーヴェン:
交響曲第9番ニ短調 op.125「合唱」
フリーダー・ワイスマン指揮
ベルリン・ブリュトナー管弦楽団、ほか
録音 ・第1楽章〜第3楽章:1924年1月3、26日、2月2日
・第4楽章:1921年2月7日
■ドキュメント
●ディスコグラフィ/ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」(高橋敏郎編)
●ハンス・クナッパーツブッシュ演奏会全記録Part2 1947-1950
(日本ハンス・クナッパーツブッシュ研究会編)
■特集
クラシック輸入SACDを聴く/プレイヤー一覧付き(柳沢功力)
■特別記事
●インタビュー パーヴォ・ベルグルンド (きき手:田中成和)
●ブラック・ボックス・レーベルを聴く その2(石澤大輔)
●外国人評論家による日本勢CDレビュー(アラン・サンダース、対訳付英文)
■定期連載
●クナッパーツブッシュの名盤/ハイドン 交響曲第88番(宇野功芳)
●もっと知りたい、この作曲家/シマノフスキ(濱田滋郎)
●ねこけんの聴振書教/ラトル&VPO(金子建志)
●絶対邪悪/『クラシック批評こてんぱん』をめぐって(許 光俊)
●音楽家の食卓/バルトーク(横堀朱美)