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音楽家の伝記 はじめに読む1冊 ショパン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784636972870
ISBN 10 : 4636972872
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : ■プロローグ / ■第1章: 動乱の日々 / ■第2章: 亡命者の都 / ■第3章: 秘められた婚約 / ■第4章: ジョルジュ・サンド / ■第5章: ノアン、最初の夏 / ■第6章: 実りの年月 / ■第7章: 再会 / ■第8章: 別れ / ■第9章: 死出の旅 / ■第10章: わが心のポーランド / *注釈・参考文献 / *ショパンの人生と歴史上の出来事 / *はじめにきく1曲

【著者紹介】
ひのまどか : 音楽作家。東京生まれ。東京藝術大学器楽科(ヴァイオリン専攻)卒業。東京ゾリステン他でヴァイオリニストとして活躍。東京藝術大学、故小泉文夫教授の下で民族音楽を研究。その後、作曲家の伝記や小説、音楽解説などの執筆活動に入る。現地取材がモットーで、「作曲家の物語シリーズ」(リブリオ出版・児童福祉文化賞を2度受賞)は全20巻中、19巻を手がけた。主な著書に『星の国のアリア』(講談社)、『総統のストラディヴァリ』(マガジンハウス)、『戦火のシンフォニー』(新潮社・第25回新日鐵住金音楽賞特別賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ちい

    ショパンの生きた時代のフランスやポーランドの歴史が分かり、ジョルジュ・サンドとの大恋愛や別れなど、その時々の彼の心情や祖国への想いが、見事に曲に表れている。詩的に、時に情熱的に、想いを美しい旋律に変えられる才能は、神から与えられたギフトなのだろう。どういう時にそれぞれの曲が生まれたかが紹介されているので、聴きながら読むことで、彼の想いを感じられる気がする。当時活躍した画家ドラクロワや、作曲家リストとの温かい交友関係も知ることができ、偉大な芸術家たちの人間性を垣間見ることで親近感が湧く。

  • ちい

    ポーランド史の復習後に再読。彼の曲の一つに『華麗なる大円舞曲』があるが、ショパンの人生こそ“華麗なる”という形容詞が相応しいと感じる。才能はもちろん、国王や貴族、様々な芸術家に囲まれ、社交界の中心人物として生き抜いた彼の人生そのものが華麗だ。あのシューマンに「諸君、帽子をぬぎたまえ。天才だ」と言わしめ、リストからも尊敬されたショパン。父親がフランス人で仏語に堪能であり、幼少期から貴族のマナーを身につけていたことや、デビュー直後にロスチャイルド家の演奏会に呼ばれ、その名が瞬く間に広がったのも運が良い。

  • しち

    まさに激動の人生。児童向けの伝記小説で、読みやすく、内容も濃かった。読んでいてとても楽しかった。 ショパンはピアノで戦う革命家だった。そしてとても純粋だった。

  • ジュリ

    ショパンは一番にピアニストと称えられるほど、素晴らしい演奏だったようだ。一度聞いてみたかった。そして、すごく繊細な人。思い悩んだり、体を酷使してしまったから、病状が悪化してしまったのではないだろうか。明るい気持ちを持つこと、休むことは、健康を保つうえで大切だ。

  • ともも

    子供向けなので、とてもわかりやすい。ショパンの繊細な音楽は、繊細な心から生まれていた。サンドという女性は、奔放なお嬢様で、魅力的だったのだろうなと思う。久々にピアノを弾いてみようと思った。

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