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ISBN 10 : 4276210119
Content Description
宮廷の栄華、名高き名手の秘密、叶わぬ愛と不実の恋、そして殺人!あの古楽作品誕生の背景には、こんなエピソードがあった―史実をもとに創作した“ある一夜の空想シーン”と、わかりやすい解説。中世・ルネサンス・バロックの音楽がリアルな実体感をもって手に取るようにわかる、これまでになかった「古楽入門」。
目次 : 1164年復活徹夜祭 ルーペルツベルク女子修道院 中世の幻視者ヒルデガルト・フォン・ビンゲン/ 1230年12月25日 バイエルン・アルプスの村 “カルミナ・ブラーナ”/ 13**年7月 フィレンツェ郊外 ボッカッチョ『デカメロン』とランディーニ/ 1362年12月*日夜 ランス ギヨーム・ド・マショー『真実の物語』/ 1401年8月12日深夜 モンセラート “モンセラートの朱い本”/ 1430年9月*日 ノッティンガム城 ダンスタブルと百年戦争/ 1466年謝肉祭 フィレンツェ ロレンツォ・デ・メディチ“バッカスの歌”/ 1484年5月*日 ミラノ ジョスカン・デ・プレとダ・ヴィンチ/ 1485年7月*日夕方 イタリア、スカルペリア イザーク 旅する人“インスブルックよ、さようなら”/ 1549年1月1日夜 パリ クレマン・ジャヌカン“鳥の歌”貧しくともいつも心に歌を/ 1575年1月8日夜 ローマ パレストリーナ 家族と地元愛に生きたイタリア人/ 1584年12月31日 スペイン南東部のムルシア 天正遣欧使節と音楽/ 1595年11月10日 ニュルンベルク ジョン・ダウランド 悲しみは創作の泉/ 1600年4月*日夜 ロンドン、HU卿邸の晩餐 ホルボーン“すいかずら”または、ガンバは皆で楽しむもの/ 1602年5月*日 マントヴァ、パラッツォ・ドゥカーレ宮殿 モンテヴェルディとルーベンス/ 1602年10月15日夜ふけ ジェズアルド城 ジェズアルド 殺人者の孤独/ 1606年9月*日夜 アムステルダム、オウドケルク(古教会) スウェーリンク「ドイツのオルガニストの父」/ 1613年8月*日深夜 スヘルデ川の船上 ジョン・ブル“ブル博士のおやすみ”/ 1632年8月*日 ユトレヒト、ヤンスケルクホフ ヤコブ・ファン・エイク“笛の楽園”/ 1633年8月*日深夜 クレモナ メールラ“そんなふうに思うなんてばなかやつさ”〔ほか〕
【著者紹介】
那須田務 : 音楽評論家。1980年代にケルン音楽大学およびアムステルダムで古楽演奏を学び(ヘラー、ハウヴェ両氏に師事)、ケルン大学哲学部音楽学科修士課程修了(M.A.)。帰国後2023年まで母校の洗足学園音楽大学で音楽学を講じるとともに、音楽評論家として活動。ラジオ番組への出演や新聞雑誌への寄稿、市民講座などを行なう。日本ペンクラブ会員、ミュージック・ペンクラブ・ジャパン理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ヨハネス
読了日:2023/11/16
Go Extreme
読了日:2023/11/03
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