フランソワ・クープラン クラヴサン奏法 対訳版

目次 : ■クラヴサン奏法（1717年度）ファクシミリ対応邦訳 / （含：アルマンドと8つのプレリュードの現代版楽譜） / 表紙 / 王へ（献呈文） / 序文　1716年（初版） / 序文　1717年 / 称賛の辞 / この教本の構想 / 注意 / 運指法に関しての小論 / 演奏に用いられる装飾音 / ポール・ドゥ・ヴォワにおける新しい方法を選ぶ理由 / 反復運動、または手を作るための小練習 / アルマンド / この矛盾がどこから来たのか考えてみよう！ / 私のクラヴサン曲集第1巻で運指の難しいところ / プレリュード　1〜6 / 注意 / プレリュード　7、8 / 私の曲集第2巻で運指の曖昧なところ / ■クープランの装飾について / クラヴサン曲集第1巻巻末装飾表とその考察 / 曲集第1巻巻末装飾表 / 装飾と記号の説明 / 装飾表に記載のない記号について / 装飾法考察へのあとがき / ■付録 / クラヴサン曲集第3巻より　〜現代譜と演奏に際しての提案〜 / 第13オルドル：「花開く百合」 / 第13オルドル：「ドミノ」より第1、2クプレ / 第14オルドル：「恋するウグイス（夜啼き鳥、ナイチンゲール）」 / 第14オルドル：「シテール島のカリヨン」 / 室内楽曲における装飾記号について / ヴィオール曲集　1728年 / リュリ讃　1725年 / ルソン・ド・テネーブル　1714年 / 2つのミサからなるオルガン曲集　1690年 / ＊クープラン簡略年表／参考文献／現在入手可能な楽譜

【著者紹介】
桑形亜樹子 : チェンバロ演奏家。東京生まれ。東京藝術大学附属音楽高校、同大作曲科を経てドイツ政府奨学生としてデトモルト音楽院、シュトゥットガルト芸術大学チェンバロ科修了。国家演奏家資格取得。パリに移りセルジー国立地方音楽院等で教鞭を取る傍ら欧州各地で演奏活動に従事。１９８６年ブルージュ国際古楽コンクール最高位。１７年の欧州滞在後２０００年に帰国、現在東京藝術大学非常勤講師、松本市音楽文化ホール講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）