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はじめての脱音楽 やさしい現代音楽の作曲法

User Review :5.0
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Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784798222431
ISBN 10 : 4798222437
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : ■第1章:<脱>調性 〜グッバイ、美しい響き〜 / コンセプト / 1)無調 / 2)十二音技法 / 3)トータル・セリエリズム / 4)ポスト・セリエリズム / ■第2章:<脱>作曲 〜ほとんど作曲しない〜 / コンセプト / 1)アルゴリズム作曲 / 2)偶然性の音楽 / 3)即興演奏と不確定性 / 4)ミニマリズム / 5)アンビエント / 6)引用とモザイク / ■第3章:<脱>音色 〜知らない響きを求めて〜 / コンセプト / 1)新しい奏法と記譜 / 2)クラスター/微分音・・・ / 3)電子音楽 / 4)スペクトル音楽 / 5)ノイズ音楽 / ■第4章:<脱>音楽 〜もはや音楽ですらない〜 / コンセプト / 1)ミュージック・コンクレート / 2)サウンド・スケープ / 3)シアター/身体表現 / 4)コンセプチュアリズム / 5)フルクサス / ■付録: OpenMusicの基礎 / スペシャルインタビュー 川島素晴(監修) / 現代音楽関連の年表

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いやぁ〜、まずはAI全盛時代以前に、こうい...

投稿日:2025/05/11 (日)

いやぁ〜、まずはAI全盛時代以前に、こういったものを編集しきったことが素晴らしいです。 “付録”がまた素晴らしいね。「OpenMusicの基礎」は私自身には必要ないが、こういうものをキチンと入れられるところがよい。「スペシャルインタビュー」も大変おもろい。まあ、編著者と監修者の会話ですが、いきなり挑戦で開始したりとか。「現代音楽関連の年表」も、いきなり戦後から始まるのかぁ〜、と感慨深い。 付録がよかったせいで、本来読む気のない「あとがき」まで読んでしまったが、読んで安心しました。編著者と監修者が今までも一緒に仕事をしたことがあるということがわかりまして。インタビューだけだと、この本で初手合わせだと、「この監修者、大変だろうなぁ〜」と編著者へのねぎらいの気持ちが芽生えてたので・・。 著者写真が喫煙写真というのも、この際おもろいわ。

Nihei さん | 埼玉県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 山口透析鉄

    書店に注文して買いました。 著者が世界文学の重要作品を紹介している良質なYouTube動画等をUPされているので、音楽の分野の著書も読んでみたものです。 元々は2年前に神奈川県民ホールで再演された「浜辺のアインシュタイン」を見て感銘を受け、この作品(フィリップ・グラスのオペラ作品)についての解説動画を探す中で木石氏に辿り着きました。 私も某グリークラブにて男声合唱をしていましたが、部責(部長)はしても音楽的な責任者まではしていなかったので、作曲の手法は純粋に興味深かったです。(コメント欄に動画リンクを)

  • paluko

    新聞で紹介されているのを見て図書館にリクエスト。実物が来てみたら判型が大学ノート(B5)でちょっと驚く。譜例がたくさん載っているので、たしかに小さい判型では無理があるだろう。ものすごく面白かった。特に「無調」「アルゴリズム作曲」など各単元の終わりに、それに対応する文学・美術など他分野の芸術の潮流や作品が紹介されているところが良い。35頁の記述「『ユリシーズ』はダブリンを舞台にした一日の物語ですが(略)完璧にギリシア神話の『オデュッセウス』と対応しています」を読んで、初めて『ユリシーズ』を読もうと決意した。

  • もよ

    確かに「現代音楽風」の味付けのヒントが得られるのかもしれないけれども、むしろ「現代音楽」の「古典」(変な言い方ですが)を紹介する分かりやすい良書です。美術の世界では「美術手帳」が「現代美術」の古典を紹介するムックを出していますが音楽の世界では同様の出版は無かったように思います。

  • Nepenthes

    すごく良い本です。音楽を演奏するのなら一度は読んでみて良いと思います。

  • ハエドリ

    超オススメ。ここまで分かりやすい現代音楽入門本は他に無いと思う。クセナキスってこんな風に作曲してたんだ、へえ。各作曲法を他分野と関連付けて簡単に考察してるのも面白い。ジャルジャルの漫才にミニマリズムをみた。

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