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「移動貧困社会」からの脱却 免許返納問題で生まれる新たなモビリティ・マーケット

楠田悦子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784788717152
ISBN 10 : 4788717158
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2020
Japan

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • K.H.

    これは本当に難しい問題と思った。執筆陣はこの先の展望を必ずしも悲観してはいないが、道路を作り替えたりスローモビリティを導入したりするだけでは、たぶんどうにもならないような気がする。クルマで半時間もかけて通勤するような地方の高齢者に、雨の日も風の日も自転車や原付で行けというのは少々酷だ。解決のためには街そのものの構造を変えなければならないと思うし、そんな体力は人口減少が進む地方自治体にはもうなさそう。

  • YUJIRO

    クルマ優先で整備されてきた日本の交通インフラ。高齢者の免許返納や身体障碍者や子供の安全や社会参加を見据えて、車に頼らなくても移動のできる社会の実現方法を考察する。具体的には自転車や電動マイクロモビリティーの普及があげられるが、法整備や車優先となっている道路状況の改善、何より、人々の意識の改革(特に単独での補助内での移動や運動が困難な人々への意識)が重要になってくると指摘。

  • すのす

    業務分野本と思い入手。結論の自転車推進と新しい電動スローモービルの展開は、そこまで山間地や人口減少地域では打開策たり得ないと思うのだが。マクロで経済規模が数兆円分あるとはいえ、個々の営業エリアで見たらマネタイズできるとは思えない。綺麗な絵は描いていると思うけど、これで足りるのか、というところがわからなかった。

  • アルミの鉄鍋

    ★4 自動車だけではなくて、これから都市計画を考える上で何が課題でどう変えれば人々のQOLが上がるのか、全体を俯瞰した内容だった。日本と都市の作り方や考え方が諸外国とは違って特殊であると言うのもわかりやすかった。もっと街中で自転車が思いっきり漕げるようになれば良いなと常々思ってたので街がこれから変わって行くことに期待。

  • 錦織 祐一

    神戸時代からの友人で今は各地の交通まちづくりで活躍されている楠田さんの編著です。世界各国で進んでいる、人に優しい交通環境の整備が、日本ではいかに遅れていることか……ということがしみじみと分かります。自動運転の技術も五輪選手村の事故のように実用化にはまだ課題も多く「救世主」とまでは言えない中、「道路」をクルマ偏重から自転車、歩行者、電動車椅子などの小型モビリティーにきちんと分配しよう!という提案には深く首肯します。締めが「移動しない選択」というのにはビックリしましたが、それもコロナで一気に広まりましたよね。

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