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戦略読書日記 本質を抉りだす思考のセンス ちくま文庫

楠木健

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480435910
ISBN 10 : 4480435913
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
楠木建 ,  

Content Description

読書は経営センスを磨くための筋トレであり、戦略ストーリーを構想するための走りこみである。柳井正『一勝九敗』、ハロルド・ジェニーン『プロフェッショナルマネジャー』から石原莞爾『最終戦争論』、井原西鶴『日本永代蔵』、小林信彦『日本の喜劇人』まで、楠木建が自著を含む22冊の本との対話を通じて考えた戦略と経営の本質。センスを養うための知的修練の書。

目次 : 時空間縦横無尽の疑似対験―『ストーリーとしての競争戦略』楠木建著/ 疾走するセンス―『元祖テレビ屋大奮戦!』井原高忠著/ 「当然ですけど。当たり前ですけど」―『一勝九敗』柳井正著/ 持続的競争優位の最強論理―『「バカな」と「なるほど」』吉原英樹著/ 日本の「持ち味」を再考する―『日本の半導体四〇年』菊池誠著/ 情報は少なめに、注意はたっぷりと―『スパークする思考』内田和成著/ 「バック・トゥー・ザ・フューチャー」の戦略思考―『最終戦争論』石原莞爾著/ 経営人材を創る経営―『「日本の経営」を創る』三枝匡、伊丹敬之著/ 暴走するセンス―『おそめ』石原妙子著/ 殿堂入りの戦略ストーリー―『Hot Pepperミラクル・ストーリー』平尾勇司著/ 身も蓋もないがキレがある―『ストラテジストにさよならを』広木隆著/ 並列から直列へ―『レコーディング・ダイエット決定版』岡田斗司夫著/ 俺の目を見ろ、何にも言うな―『プロフェッショナルマネジャー』ハロルド・ジェニーン、アルヴィン・モスコー著/ 過剰に強烈な経営者との脳内対話―『成功はゴミ箱の中に』レイ・クロック、ロバート・アンダーソン著/ 普遍にして不変の骨法―『映画はやくざなり』笠原和夫著/ ハッとして、グッとくる―『市場と企業組織』O・E・ウィリアムソン著/ 日ごろの心構え―『生産システムの進化論』藤本隆宏著/ 花のお江戸のイノベーション―『日本永代蔵』井原西鶴著/ メタファーの炸裂―『10宅論』隈研吾著/ 「当たり前」大作戦―『直球勝負の会社』出口治明著/ グローバル化とはどういうことか―『クアトロ・ラガッツィ』若桑みどり著/ センスと芸風―『日本の喜劇人』小林信彦著/ ロング・インタビュー「僕の読書スタイル」

【著者紹介】
楠木建 : 一橋ビジネススクール教授。1964年、東京生まれ。89年一橋大学大学院商学研究科修士課程修了。専攻は競争戦略(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • あすなろ@no book, no life.

    面白そうと書店で手にし、新聞書評に取り上げられていた本。それでも望外に面白かった本。経営学大学院ゼミの恩師との行き帰りや飲み会での本の話を楽しくしてた頃を思い出した。楠木先生は一橋ビジネススクール教授。ホント脳内タイムスリップした。ストイックなまでの読書に対する姿勢。そして、敢えて専門の経営学以外の本を載せてその思考展開を語る様がホント懐かしくあの季節をフラッシュバックさせてくれるのだ。あの季節に戻りたい。今考えればあれはここで語られているとおり儀礼的に必要な僕の人間形成の時季だった。そんな感じで一気読み

  • nbhd

    不思議なつくりの本だ。最近「ストーリーとしての競争戦略」という、べらぼーにおもしろい本を読んだのだけど、本書はその副読本にあたる。副読本というか、メイキング・オブ・「ストーリーとしての競争戦略」だ。メイキング好きの僕としてはたまらない。で、さらに考えると、メイキング・オブというか、「シンキング・オブ」でもある。読み、考え、書き、書いたものから考えて書いた本だ。さらに考えると、シンキング・オブにとどまらず、もはや「 I am ストーリーとしての競争戦略」だ。私は本であり、本は私である。不思議なつくりの本だ。

  • 緋莢

    タイトルに日記とついているけど、日記じゃない(実際の月日でも、×月×日という形式じゃない)というのはよくある。まあ、著者も「まえがき」で、「気持ち、日記…」(取り上げた本を読んで、触発された考えた事を自由気ままに書いていることから、「気持ち、日記」らしい)。と、ここの感想読む限り、日記”という部分にこだわっている人はいない模様。閑話休題。著者が若い頃に、好きなことを仕事にするにはどういうことかを教えてくれたと紹介する(続く

  • Porco

    SNSで実際こうして書いていたりしているように私も書評なり感想なりを読むのが好きなタイプだ。それを読んで「あー!そういう観点があったか」と気づかなかった悔しさと、感心とちょびっとの嫉妬にいっぱいの興味が入り混じった感情を覚えたことなど数え切れない。本を通して感じられる著者のセンスは自分では磨けないものであって感心が止められなかった。解説で言っていたように本書が格闘技というなら、さながら各章それぞれが読者対著者の1つの試合だ。結果は22戦全敗でKO。大半の本が読みたくなってしまった。

  • Mark X Japan

    経営のビジネス書だけではなく,様々なジャンルの本から戦略を考える上での思考のセンスを考察しています。また,ビジネス書以外の方が,面白くて考えさせられる内容です。幅広い教養が大事なことを実感しました。☆:4.0

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