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新美南吉ものがたり ジュニアノンフィクション

楠木しげお

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784877865450
ISBN 10 : 4877865454
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン

    血縁に恵まれない生育環境。昔は跡取りとか食い扶持を考えての養子縁組は珍しいことではなかっただろうけれど、犬猫の子でもこんなやり取りはないであろうというもの。自身が配慮されない環境というのは、他者を慮らせるようになるのか。表紙が真っ赤な彼岸花だけど、これは新見を覚醒させた火事に所以するものかと勘繰る。女性に惚れっぽいのも、母を求める気持ちだったのか。有名どころに才能を認められたのは何より。おかげで「ごんぎつね」などの作品に現在でも触れることができている。

  • チロル

    図書館本、母選。1つ前に読んだ伝記…やなせたかし さん(1919[大正8]~2013[平成25]年) より、6歳年上の新美南吉さん(1913[大正2]~1943[昭和18]年 咽頭結核の為…) その年齢差を知ったから、新美さんも健康でさえいれば 平成の世くらい存在してたかも知れないな って、近い存在だった人なんだ と思うことが出来ました。『ごん狐』の作者。「北の宮沢賢治(岩手)、南の新美南吉(愛知)」という謂れは初めて知りました。「恋多き男性」だなぁ… という感想も持ちました🌿

  • リラッママ0523

    大手のシリーズ伝記の中には南吉の伝記がないので、この本は南吉の人生を知るのに大変助かります。わかりやすい文章や構成のうまさで読みやすいです。

  • あられ

    童話、童謡は知っているが、経歴を知らないと思い児童書の棚からわかりやすそうなものを選んだ 実母を早くなくし、その実家に養子に出されたり、戻ったり、成人してからもなかなかの経験をしていると思った 身近な東京の地名があり、あの町で暮らしていたのかと思った まだまだたくさん書けたのだろうに、本当に早くに逝ってしまった 

  • ハメ・ドゥースト

    ★★☆自分の大事な家が燃えてしまった経験を綴った作文「経験」p.30「僕は生まれて今まで、かつて見たことのない感情のふるえを僕の胸の中に見た。……経験の貴さがわかったとき、経験のあまた有するが幸福であるとわかったとき、我々はどうして苦難の前に躊躇しよう。……すべての苦難は試練であり、すべての試練は経験であり、すべての経験は貴くある。」本作文で、弁論大会全国2位受賞(中学5年生16歳)。

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